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8月1日よりページが「今日の花の里その29」に新しくなりました。
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7月31日(土)

今日も晴れが続きます。



昨日までより雲は多いようですが気温は午前中から33℃になっており今年一番の暑さです。



今日から扇風機付作業着の出番です。

これでアブにも藪蚊にも刺されないですみます。

作業は昨日できなかった法面の水遣りが出来るか試してみます。

ところがホースから全く水が出ません。

一日置いてタンクに水が貯まっているはずです。

水源まで行って確かめましょう。



タンクの中をのぞくと底の方に少し水があるだけです。

どうもタンクからホースのどこかで繋ぎが外れて水が漏れてしまっているようです。

タンクから下に向かってポリパイプを辿ってチェックしていきました。



藪の中でユニオンからパイプが抜けてここから水が漏れ出ていたようです。

ここを繋ぎ直してまたタンクに水が貯まるまで水遣りはできません。

仕方が無いので今日の午前中は他のことをします。


8月からユンボを使っての作業を始めます。



ユンボのアタッチメントをフォークからスケルトンバケットに交換したときに新しくつけたピンが曲がっていました。

これではまたすぐにピンが折れてしまいます。

原因は



ピンでフォークの爪をユンボに止めている部分が少し開き気味に曲がっているからでした。

前回ピンが折れた時に無理な力が架かって曲がってしまったようです。

これではピンが真っ直ぐ通らずこのまま使うと益々面倒なことになってしまいそうです。

何とか曲がりを矯正しなければなりません。

熱を加えて曲がった部分の鉄を柔らかくしてハンマーで叩いて直すことにします。

熱は



ガスバーナーを使って鉄を焼いて柔らかくしようと思います。



鉄が焼けたかどうかは触ってみる分訳にはいかず15分くらい炎をあてたところで叩いて矯正します。

叩いては熱してを3度くりかえし



心持矯正できたかと思うところで無理してひびが入ると元もこうも無いのでここらで止めておきます。



ピンも熱して叩いて真っ直ぐに入れてみて何とか入るようなところで無理せず止めておきます。

後はピンなどのハンマーで叩いたところがバリが出来ているのでグラインダーで削るのですが用意が無いので午前中の作業はここまでです。

午後は



ヤギを連れて水遣りチェックです。



無事ノズルから雨のような水が噴出してくれました。

今日は種を持ってきていなので水遣りもここまでです。

お昼に家に帰った時に天気予報を見たのですが明日は雨が降るという予報です。

無駄な準備になってしまうのでしょうか。

例え明日雨が降ったとしてもこれから日照りが続くと水遣りが必要になることもあろうかと自らを納得させました。

この水遣りで



近くにいたギーちゃんにかかってしまいずぶ濡れになりました。

広場の日陰になったパーゴラに連れて行き



タオルで拭いてやりました。

その間



ヤー君は日陰で寝そべって一休みと言った感じです。

この急ごしらえのパーゴラ日陰をヤギたちにも気に入って貰えたようです。

ところが

日陰で休んでいるときふと気づくとギーちゃんがブドウの苗の葉をむしゃむしゃ食べているではないですか。

油断していました。

慌ててギーちゃんを制し対策します。



ヤギをブドウから引き離し応急処置の柵を作るため竹を伐り出しました。

ヤギたちはついてきて竹の葉をむしゃむしゃと食べています。

ですがすぐに飽きて他の草を食べ始めました。

彼らの口に竹の葉は合わなかったようです。



切り出した竹で支柱を立て



日陰づくりに用意してあったシェードを巻きヤギ除けにしました。

シェードの足りないところは



ビニール袋の底を破り支柱に掛けました。

これでヤギからの食害の一時しのぎになりました。

明日はアニマルネットでヤギからの保護柵にします。

こうして今日も日暮れを迎え放牧も作業も無事終えました。


7月30日(金)

今日も晴れで気温は30℃とでした。

今日はポリエチレンパイプと銀シート調達に街へ出かけましたから遅めの作業開始になりました。



花の里の広場には切り拓いて何年も経っていないので木が大きく育っていないので日陰が少なくので

これから益々暑くなり日差しも強くなるので人やヤギが休憩する日陰が必要です。

このパーゴラも



ブドウの苗が育って日陰を作るまでは二三年かかりそうなので買ってきた銀シートで覆いをして日陰を作ることにしました。



今日は風があるので5.4m四方のシートを独りでかけるには手間と時間が掛かって終わったのは午後2時になってしまいました。

でもこれで強い日差しを避けて人もヤギも休憩出来ます。

おまけにパーゴラと違って雨にも対応できます。

午後は買ってきた30mのポリパイプを繋いで法面の隅々まで水撒きが出来るようにします。



ヤギの散歩も兼ねてポリパイプを繋ぎます。



ポリパイプを繋いで



ポリパイプとフレキシホースを繋いで準備完了です。

タンクに水が貯まっていなので今日は水がここまで届きません。

明日は水が貯まって水やりが出来るでしょう。


7月29日(木)

今日も晴れました。気温はここのところ31℃と同じ気温が続いています。



今日は棚田跡の草刈りです。

ご覧の通りの快晴で今日も強い日差しが照り付けます。



草刈りはとりあえず棚田跡を巡る車の道のところを刈りました。

全体の3分の1くらいを刈ったことになります。

午後はヤギの放牧を兼ねての作業です。

午後は当分先まで雨の予報が無いので法面にコスモスの種が蒔けません。

そこで私の手で雨を降らすことにしました。

といっても雨ごいをするわけではなく

山から水を引いて散水しようと思ったのです。

水源は



廃屋に水を供給しているところから分岐して水を引こうと思います。



取水口の水量は少し心許ないようですがタンクが一杯になるのを待って散水すると300リットルの水が撒けます。

取水口やタンクの掃除をした後はホースやパイプの準備です。



ホースは尾根に植えた桜の水やり用のフレキシブルホースを回収して使います。



ポリパイプは広場上の焼却場の消火用の物を使います。





それらを第一広場まで引きずっていきます。

その間、ヤギたちは鳴きながら後を追って来ます。

ヤギたちにとっては良い運動になったのではないかと思います。



分岐のところからホースやパイプを繋ぎ第一広場を横断して法面までやってきました。

法面全体に散水するには長さが足りません。

今日の作業はここまでにして

明日はパイプを新たに調達して実際に水を撒いてみます。

このあとは



ヤギを連れて散歩を続けます。



棚田跡に下りて外周路をまわって



放牧場に戻ってきました。

ヤギたちには今日も作業に付き合って貰ったので念入りのブラッシングをして放牧を終わりました。


7月28日(水)

今日も晴れて10日連続です。気温は31℃でした。



今日は朝からヤギを連れての作業にしました。



今日の作業は外周路脇に植えた舞姫が草に埋もれたりつるに絡まれたりしているのでこれを解消します。



午前中はヤギを引き連れて道路の下側の舞姫の救出しました。

ヤギたちは作業している私のじゃすることもなく周辺の木陰のところを選んで草を食んでいました。



私は日向で鎌や剪定鋏を片手に草や蔦を取り除いて行きました。

桜の苗は日当たりの良いところを選んで植えてありますので日向での作業は当然のことです。

日向で暑いうえにアブが周りを飛び回り背中に集中攻撃を仕掛けてします。

痛いと思うと刺されている訳で眠るときに背中が痒くて睡眠の妨げになってしまいます。

虫よけスプレーや森林香という強力な香取線香も試してみましたが全くアブには通用しませんでした。

唯一効果があったのは扇風機付作業着ですが今回のような草藪にしゃがむんでの作業には向きません。

したがって背中をアブに刺されることは覚悟のうえです。

まさに苦行ともいえる作業です。

午後はヤギに自宅の小屋で留守番をしてもらっての作業です。



午後は道路の上側の舞姫の救出です。



午後5時過ぎには舞姫30本の救出を終わりました。

今日もかなりアブに刺されたので眠りを妨げられるのは必至です。


7月27日(火)

今日も晴れで気温は31℃でした。



空は雲一つない快晴です。

雲がないということは太陽が雲に隠れることもなく日差しが和らぐこともなく照り続けるということです。

つまり今日も作業は酷いということです。

昨夜は体調が思わしくなく睡眠不足なので今日の作業は控えめにします。



今日は昨日刈り残した3段目の中央部分を刈ることだけにしておきます。



刈り終えた後は日向での作業はここまでにします。

後はここのところの日照りで谷の水量が少なくなっているので水源のチェックをします。



池の広場に水を供給しているタンクチェックします。

谷の水を引いているパイプを掃除しゴミを濾しているいるネットも掃除しました。



タンクに注ぎ込む水量はこの程度の心許ない感じです。

もう一つの水源からの水量もチェックします。



こちらはこの通り水量はまだ大丈夫のようです。

このまま雨が降らなければここも心許なくなるようなら新たな水源から水を引かなければなりません。

花の里の海の近くにあり水瓶になっている山は深くありません。

雨が少なければすぐにすぐに水不足に陥ります。

午後は作業はなしの放牧です。

昨日作業している間にヤギたちにタッパーに入っていた押し麦を食べられてしまいましたが



これがその現場です。押し麦はヤギたちを車に誘導するために乗せてあったのです。

写真奥のタッパーは4.8リットル入ります。これに半分ほど押し麦が入っていたのです。

2リットルの押し麦を食べるのは1頭のヤギには十分すぎる量です。

それにこの狭さでは同時にヤギは2頭は入れません。

どのように盗み食いしたのかを探ってみましょう。

ヤギを車の近くで放牧しながら様子を見ていると



先ずはヤー君が車に乗り込んで押し麦を探し始めました。

彼が犯人なのでしょうか?

押し麦のタッパーはケージの中に入れて扉を閉めてあるので食べられません。

ヤー君はすぐに諦めて車を降りました。

その間ギーちゃんは素知らぬ顔で草を食べていました。



ヤー君が車を降りると今度は



ギーちゃんが車に乗り込みました。そして荷台の床に零れた押し麦を舐めて食べ始めました。

犯人がギーちゃんの可能性も出てきました。

押し麦の量からして2頭が代わる代わる食べたとも考えられます。

この実験からは犯人の特定は難しいようです。

いずれにしても彼らに罪の意識はなく叱ることはできません。

盗み食いされないように気を付けるほかないようです。

今日は池の広場までの散歩をして午後5時半で放牧を終えました。


7月26日(月)

今日も晴れました。気温は33℃で暑い日が続きます。



今日の朝一番の作業として自宅のヤギ小屋に水のみ台を付けました。

小屋の中に置くとヤギの足でいつもひっくり返されていました。

なので水のみのバケツを小屋の内外に置いていましたがこれで内からも外からも飲めてひっくり返される心配はなくなりました。

冬場や台風の時は餌台と同じように庇で塞げますのでいざという時には小屋の中に置けます。

花の里には遅めの出勤となりましたが



今日は第一広場下の法面の整地の最終日です。

途中ユンボの上から空を見上げると



雲一つない空が広がっていました。

この時期としては珍しい空模様です。



出だしが遅くなったので法面の整地が終わったのが午後2時になってしまいました。

ここにはコスモスの種を蒔く予定ですが雨が降らないことには種は芽を出しませんので種蒔きは雨の予報待ちです。

しかし週間天気予報では晴れマークが続いていて雨が降る気配もありません。



ユンボを広場に戻し

遅くなりましたがヤギの放牧のため急いで自宅に迎えに行きます。



放牧開始が午後3時からになってしまいました。

今日も草刈りをしながらヤギの放牧をします。



今日の草刈りは広場下3段目を刈ります。

今日の草刈りは午後5時までの2時間と時間を決めて行います。

近くにいたヤギたちは段々と私から離れて行き



30分後には丸印のところ第一広場の端の方にまで離れてこちらの様子を覗っています・

声をかけると鳴いて返事を返します。



午後5時になりました。草刈りはあと30分もあれば終わるというところですが

午前午後と炎天下での作業は8時間以内と決めていますのでここで今日は終わりにします。

さてヤギたちは

呼んでも返事がありません。

昨日と同じ放牧場の小屋の中かと行ってみましたが居ません。

そこからまた呼んでみるとこんどは上の方から返事がありました。

上の蜜蜂広場まで行ってみると



車の近くの日陰で休憩しています。

帰りたいのかと思ってヤギたちを車に乗せて気が付きました。

荷台に置いた押し麦を入れてあった大きなタッパーがひっくり返って空になっていました。

荷台に押し麦のタッパーがあることはヤギたちは気づいていたのです。

そして放っておかれた腹いせに荷台に上がって好物の押し麦を食べてしまっていたのです。

タッパーはきっちりと蓋をしてあったのですが難なくこじ開けていました。

だから余裕で休憩をしていたのです。

ヤギは頭が悪いと見くびっていました。



今日は見事にしてやられました。


7月25日(日)

今日も晴れました。気温は33℃で暑くなりました。



天気予報でも当分晴れが続くようで暑さも和らぐこともないようです。



今日の午前中の作業は第一広場下の法面の整地です。

フォークで削り取った草を片付け地面をバケットで均していきます。

今日の予定は法面の上段を整地します。

法面を上り下りしながら整地を続け午後一時には



法面の奥の廃屋側まで進みました。



今日で法面の半分が終わったので全体は明日で終わる見通しが立ちました。


午後は草刈り作業をしながらヤギの放牧をします。



草刈りは広場下2段目の平場を刈ります。

草刈り機を使うとヤギたちはおとなしく遠巻きに様子を見ながら草を食みますので安心して作業できます。



2時間後には2段目の草刈りは終わりました。

ところが遠巻きに草を食んでいたヤギたちの姿が見えません。

奥の斜面にいたのですがどこへ行ったのでしょう。

この上の段は放牧場です。

もしかしてとヤギ小屋へ見に行くと小屋の中で休憩をしていました。

良い流れになりました。

作業している間は放牧場や小屋でおとなしくしていてくれるのが目標でした。

今日のところは上手くいったようです。

草刈りの予定もこなしたので



ヤギたちを労いを兼ねて今日もブラッシングとしてやりました。

そして4時を過ぎたところで昨日できなかった散歩をしました。



コースは池の広場から入り口付近まで行き外周路を通って帰ります。



途中ギーちゃんは登れそうな崖を見つけると必ず挑戦するようになりました。

帰り道で



外周路でヤギたちの歩みがピタリと止まりました。

時間が止まったかのように身じろぎもしないで前を見ています。

視線の先を見ると



かなり先にカラスが一羽道の上にいます。

私は気が付かなかったのですがヤギは目が良いようでこのカラスが怖くて前に進めないようです。

カラス一羽を怖がるほどヤギは臆病だと思いませんでした。

仕方が無いのでカラスを追い払いながら外周路を帰ってきました。



蜜蜂広場まで帰ってくると安心して草を食べ始めました。

こうして6時近くになって車のところへ行くと



今日も進んで荷台に飛び乗りました。

どうやら白い餌箱に押し麦が入っていると早合点して乗り込んでいるようです。

これ幸いにケージを締めて帰ることにしました。



7月24日(土)

今日も晴れが続いています。気温は32℃で暑い日になりました。



朝の空には巻雲が筋のようにたなびいていて今日も暑くなる予感があります。

この空の下作業が始まります。

今日は朝からヤギを連れてきました。

作業をする間おとなしくしていてもらう訓練も兼ねてのことです。

蜂蜜広場で押し麦を食べている間にユンボで外周路を降りていきました。

しばらく私を鳴きながら探し回っていましたがそれでも無視して作業を始めました。

昨日蜂蜜広場から入り口までの外周路脇の草取りを半分ほどしましたが今日はその続きです。

2時間ほどで入り口までの道路の両脇の草をフォークで剥ぎ取りました。

ほったらかしでもヤギたち蜜蜂広場から出ずに草を食べていたようです。

お昼過ぎからは



フォークから



スケルトンバケットにアタッチメントを替えて他の作業をします。



放牧場で成長しすぎたヨモギなどの草を刈ってあったのをユンボで集めます。



作業の間ヤギたちは柵の上からジッと私を見ていました。

この作業は一時間で終わりました。



ほったらかしにしていたヤギたちをお詫びも兼ねて念入りにブラッシングをしてやりました。

そうしたらギーちゃんからペロペロ攻撃のお返しです。

ブラッシングの後は散歩にと出かけました。



ヤギたちにコースを選ばせようと外周路に出ました。



ヤギたちは今日も池の広場に向かうようです。

が、ここで来訪者です。

S社長がやってきてヤギたちには申し訳ないのですが散歩は中止です。

しばらくS社長と歓談している間ヤギたちは広場に戻って草を食べていてもらいました。

ヤギたちには今日一日蜜蜂広場で過ごさせていたのですがこんなこともあります。

今後はずっと花の里で暮らすことになるのですから。

午後4時を過ぎるとヤギたちは車の辺りをウロウロし始めました。

車の荷台のケージの扉を開けるとヤギたちは自ら荷台に駆け上がりました。

やはり帰りたかったのでしょう。

時間は早いのですがヤギたちの希望なので帰ることにしました。



7月23日(金)

今日も晴れて気温も連日の31℃でした。



花の里について空を見上げると夏空にくっきりと飛行機雲が線を描いていました。

今日はユンボのフォークが使えるようになったので



先日に途中までになっていた池の広場への道の脇の草取りをします。



一時間でここの草取りが終わったので

続いて



外周り脇の草取りをしました。



お昼過ぎには蜜蜂広場から花の里の入り口までの半分ほど片側の草取りを終えました。

午後はヤギの放牧です。

散々青草を食べたり



ブラッシングをしてあげたりした後



放牧場の小屋で乾草を食べている間に彼らを残して牧場の様子を見ているとすぐに気づいて後を追って来ました。

柵から出ようと首を出したりしていましたがこの柵は通り抜けられないようでした。

そして牧場を離れて行くと



ヤギたちは悲鳴に似た鳴き声を上げ私を呼び始めました。

ヤギたちはパニック気味に鳴き声を上げ右往左往しています。

30分過ぎても鳴いています。

鳴き声に根負けしてヤギの下へ行き散歩に連れ出しました。

ヤギたちは柵を出ると池の広場へと自然に向かいました。



池は蒲の穂で半ば埋め尽くされています。

草取りが落ち着けば池の整備もしなければと思うのですが中々予定が立ちません。

ヤギたちは池に着くと



喉が渇いているのか水を飲み始めました。

しばらく見守っていると今日は池にダイブする素振りはありません。

飛び石を渡って行くと



先ずはギーちゃんが一歩一歩石に足を置いて渡ってきました。



ヤー君は一二歩石に足を置いたかと思うとダイナミックに石を踏み外すのも構わずジャンプして渡りました。

やはり不器用なヤー君でした。

でも以前は石渡を嫌がっていたのがその様子はありません。



池の反対側からの噴水は排出口にゴミが詰まっているのかミスト状に水が噴き出ています。

風が吹くとその霧が風に乗ってこちらに漂ってきて涼しい感じです。

しばらくゴミが詰まったままにしておきましょう。

池の端でミストで涼んでこの場を後にして牧場に戻り今日の散歩を終わりました。


7月22日(木)

今日も晴れて気温も昨日と同じ31℃でした。



今日も強い日差しが照り付けています。



ラジエーターの修理を終えて軽ダンプが帰ってきました。

ユンボのピンも今日届く予定ですのでユンボも復活して戦力が整います。

今日の作業は



第一広場に続く外周路脇の草を刈ります。

ここには最初の年に植えた舞姫があります。



刈り終えて草に埋もれていた舞姫が現れて来ました。



草刈りの時に見つけた野草です。

十字の白い花で名はセンニンソウ(仙人草)といいますが延びるとつる状になります。

見た目は可憐な花ですがこの草の汁に触れると被れるという毒草です。

またがってヤギが食べないように見つけ次第刈ってしまいます。


お昼休みの間に



ユンボの新しいピンが2本が届きましたので午後の放牧の間にフォークを取り付けようと思います。



蜜蜂広場でヤギたちを放牧している間にピンを入れてフォークを取り付けます。



フォークがついてすべての機器が揃いました。

新しいピンにグリスを注入しなければなりませんがグリスガンは広場下の法面にキャタピラ外れに備えておいたままです。

それでヤギたちの散歩のついでに回収して来ようと思います。



ヤギにコース取りを任せて行くと先ず向かったのは池の広場です。



池の広場には月見草と呼ばれているオオマツヨイグサが咲いていますがヤギたちはこの花を好むようで

見つけると盛んに食べていました。

ヤギたちは草を選ぶのに匂いで決めているようで今年生まれた彼らにはオオマツヨイグサは初めての筈ですが本能的に安全な花の匂いを嗅ぎ分けているのでしょう。



池の広場からのコースは棚田跡を回って法面に向かいます。

これからの散歩は私が先導します。



法面についたところで散歩のついでの目的であるグリスガンを回収します。

そして



法面を上り第一広場にに向かいます。

ヤー君は成長してきたのかいつのもマイペースではなく私に着かず離れず歩みを進めます。



第一広場を通って蜜蜂広場まで戻ってきました。



そしてグリスガンを持ってユンボに向かいます。



取り付けたピンにグリスガンでグリスを注入しました。

ついでにアームの他の部分にもグリス注ぎをしました。

これで安心して明日からフォークが使えます。

時間は6時近くでヤギたちには青草を沢山食べてもらったことですし今日はここまでにしました。

今日はトラブルもハプニングもない平穏な一日でした。


7月21日(水)

今日も晴れて気温は31℃でした。

ユンボのピンは注文したもの届くまでユンボは使えませんので



今日はここを草刈り機で刈ります。

ここは第一広場の上の斜面で山桜の苗を植えてあるのですが灌木や草に覆われています。



お昼前に刈り終えました。

炎天下の3時間の草刈りでした。

午後は放牧です。



蜜蜂広場でヤギたちに自由に遊ばせました。



ギーちゃんは木を積んだ山に登り得意げに遊んでいます。

草を食べたり遊んだりして飽きると



私のところにやってきてブラッシングをしてくれとせがみます。

4時まで自由に遊ばせて後は恒例の散歩に出かけました。

先日池の広場で鶏の卵に似た鳥の卵を見つけたのですがそれがどうなったかを見に行くことにしました。



ヤギたちと池の広場に着きましたが鳥の卵は同じ場所にそのままありました。

親鳥が放棄したものなのかも知れません。

今一度そのままにして様子を見ることにしました。

気が付くとギーちゃんとヤー君がいつのまにか池の飛び石を渡って私のすぐ後ろにいます。

ヤー君を見ても濡れた気配がありません。

ヤー君は飛び石渡りをクリアーしたのでしょうか。

引き返してどのようにしたのか確認します。



ヤー君がどのように飛び石をクリアーしたのか動画に収めました。

( 上の画像をクリック(タップ)してみてください。動画にリングします。)

遠目で良く分からないかもしれませんが確かに飛び石を渡っています。

どうやらギーちゃんついていくうちに渡り方を学習したようです。

ヤー君も確実に成長しています。

ところは今度はギーちゃんがとんでもない行動を



上の画像をクリック(タップ)してみてください。動画にリングします。

私が吊り橋を渡るのを追って丸太を渡り切ろうとしたギーちゃんが何を思ったのか方向転換して突然池にダイブです。

以前のヤー君と同じ行動です。

i池に飛び込んだ後は驚いた様子もなく悠然と池の水を飲み池から上がっても何事もなかったように草を食んでいました。

気温が高いから大丈夫だろうとは思いながらもギーちゃんの濡れた身体を拭いてやらねばと

早々に放牧を切り上げて帰途に就きました。


7月20日(火)

今日も晴れました。日本各地で猛暑日となりましたがここでは30℃でした。

夏も盛りとなり



ナデシコや



コオニユリなどの夏の花が見られるようになりました。



今日の作業は池の入り口の道の反対側の草などを取り除きます。

昨日道の両側を一度にやろうと思いましたが右側には池に給水するパイプが通っているので

これを一時外さないと出来ないので今日に回しました。



山からの水を止めて草の中に埋もれていたポリパイプを引き出します。

そして一時避難させてから作業に入ります。



ここには草だけではなく倒木や木の根が多くあり手間がかかります。



順調に進んで中ほどにきてフォークが機能しなくなりました。



原因はまたまたのピン折れです。

今度は折れたピンもブッシュもフォークについているので探さないで済みました。



直径35mmの鉄の棒が一週間で2度も折れるほどフォークに負荷をかけて作業していたのです。

ピンを止めていたボルトも上下両方穴に入ったまま折れています。

もうこれでフォークのピンもスケルトンバケットのピンもありません。

標準バケットのピンは短すぎて使えないので購入するまでフォークでの作業は休止です。



ポリパイプを繋いで元に戻して今日の作業はここまででにしました。

今日も遅い昼休憩になりましたが午後2時からヤギの放牧です。



ユンボも機能停止ですが軽ダンプもラジエーターの液漏れで修理に出しています。

ヤギを運搬するのはこのミニバンしかありません。

車内はヤギの糞や尿の匂いでとんでもないことになっています。



兎にも角にも私は木陰で一休みさせてもらってヤギたちには蜜蜂広場で暫し草を食んでもらいます。

休むといってもヤギたちが代わる代わる私のところにやってきて身体を撫でろと催促するので

昼寝するわけにもいきません。

午後4時になり今日も散歩へと出かけます。



今日は山の頂上までの登山道をチェックしながらの散歩です。

今日もギーちゃんが積極的に散歩に付き合いヤー君は渋々後をついてくるという感じです。



登山道は途中から灌木や草に覆われてしまっています。

今度草刈り機などを持って切り拓いていかないととても車で登る状態ではありません。

藪をかき分けてさらに登ります。



途中ギーちゃんは山肌が露わになった崖にくるとにドンドンと崖を勝手に上って行きます。

崖を見ると登らずにいられないといった感じでヤギの本領発揮です。

一方



ヤー君は崖には全く興味を示さず只管草を食べているでけです。

そうして登山道を進んで行き



ロープ道に入り



尾根の分かれ道までやって来ました。

山頂に行くのはこの次にして今日はここで引き返します。



来るときは渋々ついてきたヤー君ですが帰り道はひとり先を行き振り返りもせず下りていきます。

ヤー君とギーちゃんは同じヤギでもどうしてこんなに性格が違うのでしょうか。

雄ヤギと雌ヤギの性格の違いなのでしょうか。

ただただヤー君のやる気の無さにはあきれるばかりです。

こうして今日の放牧は終わりました。


7月19日(月)

今日は晴れて気温は32℃暑い日が帰ってきました。



今日は第一広場下の法面の草剥がし最終日です。



お昼前に法面の草剥がしを完了しました。

この法面には後日整地した後雑草除けにもなる景観用の花の種を蒔こうと考えています。

この時期だと花の候補は比較的手がかからないコスモスが有力かなと思っています。

この後は



池の広場の入り口の道の草取りをして昼休みにしました。



今日のユンボはキャタピラが外れることもなくフォークやピンにも異常なく働いてくれました。


午後は恒例のヤギの放牧です。

今日は放牧場で珍しい出来事がありました。



ヤギたちの仁義なき戦いの勃発です。

ギーちゃんのお気に入りの休憩場所を巡って頭突き合戦です。

上の画像をクリック(タップ)してみてください。動画にリングします。



いつもは餌の奪い合いの時に戦いますが常に体の小さいギーちゃんの敗北で終わりますが

今回はギーちゃんのしつこさの勝利です。お気に入りの場所を確保できました。

ギーちゃんもたくましく育っています。



あとはお決まりの散歩をして放牧を終えました。


7月18日(日)

今日は朝から雨が断続的に降り続けました。



午後の3時にようやく雨が上がったので



ヤギたちを連れ花の里に向かいました。

蜜蜂広場で自由に草を食べさせてから



下の放牧場に行きました。

ここでも自由に草を食べさせている間に

放牧場の草刈りをすることにしました。



放牧場の草はこんなに成長しており大きくなりすぎてはヤギたちは食べようとしません。



大きくなった草を刈ってその後に生えてくる草をヤギたちに食べてもらおうと思います。

雨が上がったすぐ後で気温は28℃とはいえ湿度は高く顔から汗が噴き出て来ます。

1時間草刈りを続けると作業着が汗でびっしょりになってしまいました。

草刈りをしている間はヤギたちはエンジンの音に近づけず遠巻きに私を見ていました。

そして草刈りを終ええエンジンを止めるとヤギたちは安心したのか鳴きながら近づいてきました。

汗が引くまで水分を取ながら休憩してからヤギたちにブラッシングをしたりして作業している間、放置した埋め合わせをしました。

そうして6時過ぎに帰途に就きました。


7月17日(土)

今日は一日中曇りで気温は29℃でした。



今日は雲に覆われた空に時折青空が覗く程度で風はなく蒸し暑い日でした。

今日も作業は第一広場下の法面の草取りです。

始めてすぐに



キャタピラが外れました。

ここには法面から転がり落ちた石がゴロゴロしているので外れる危険が多くあります。

なのでバールやグリスガンなどは近くに準備してあります。

それに外れた場所が偶々平坦な場所ですしこのくらいの外れ具合は比較的簡単に嵌められます。

修復まで10分くらいしかかからず作業をすぐに再開できました。

そしてお昼過ぎには



上段の草取りを終え下段の少しを残すだけになりました。

明日の午前中でこの法面の草取りは終わる見通しです。

この法面の草取りを始めて2週間と思った以上に日数がかかりました。

作業は午前で午後は放牧という段取りですので実質は1週間で終わることになります。

この法面のユンボでの草取りは3年越しの計画でした。それも明日で終わります。

斜面でのユンボの安全な運転やフォークの扱い方やキャタピラ外れの対応などなど何でもこなせるようになって始めて出来る作業です。

3年の経験の賜物なのです。


午後はお約束の放牧です。



今日はMさんと嫁のこれまたMさんと孫のR君が来られたのでヤギたちにお相手してもらいました。

おとなしく撫でられたり手のひらから押し麦をべたり上手く幼子のお相手をしてくれました。



皆さんがお帰りになった後は放牧場で一休みです。

ギーちゃんのお気に入りの場所を占領したヤー君は横になってみたり仰向けに寝そべったりとおよそヤギらしくない休憩の仕方をしていました。

余程幼子のお相手に疲れたのでしょうか。

こうして6時近くまで花の里で過ごして帰りました。


7月16日(金)

今日も不安定な天気で晴れていても突然俄雨が降るという天気でした。



午前中は良く晴れて気温は30℃でした。



ユンボのフォークが復活したのでそれを使った草取りを再開しました。

お昼まで炎天下の作業に励みましたが



お昼になり作業を中断しようとしたところ突然のキャタピラ外れです。



急いでバールやグリスガンを持ってきてキャタピラ嵌めをします。

強い掘日差しの中のキャタピラ嵌めはきつい作業です。

息を切らしながらさらにアブに背中を刺されながら頑張りました。

何とか嵌め終わって車で帰ろうとしたところ今度は軽ダンプのトラブルです。

帰ろうとエンジンをかけ入り口付近まで来たところでパネルの水温計はHのところを過ぎてチャージランプが点灯しました。

これはオーバーヒートの一歩手前です。

エンジンを止めてしばらくしてボンネットを開けて点検します。

原因としてはラジエターの水が空になっていてそれで温度が上がったのだろうとラジエーターキャップを開けてみました。

果たしてラジエーターの水は空になっていました。

慌ててタンクに汲んだ水を補充しました。

エンジンをかけてしばらく様子をみます。

すると突然に大粒の雨が落ちてきました。

ラジエーターを覗うとシューッと蒸気が漏れるような音がします。

車の中で雨が止むのを待ちながら30分もすると水温計のメータがHの近くまで上がっています。

ラジエータの温度が下がるのを待ってキャップを開けるとまた水が無くなっているようです。

ラジエーターから水が漏れているのは間違いないようです。

ラジエーターを水で満たし水を一杯に入れたタンクを車に積み水温計を睨みながらの帰宅です。

無事帰りつき車屋さんに電話して修理の依頼をしました。

花の里の山は平坦なところばかりではなく殆どが荒れ地です。

そこを車で走らせると車の底を地面や石で擦るのは日常茶飯事のことです。

車が故障するのは仕方のないことかもしれません。

遅い昼食をとり3時からヤギの放牧に向かいました。



すると突然空が暗くなりまたも俄雨です。

ヤギたちは小屋に避難です。

30分もしないうちに雨が上がったのでヤギたちを連れて散歩です。



池の広場への散歩です。

ヤー君に何とか上手く池の飛び石を渡らせたいと思ったからです。



渡ろうとしないヤー君を引っ張り飛び石を渡りましたがやはりダメです。

わざわざ石を外して池を渡る感じで水の中をじゃぶじゃぶと歩くのです。

一方ギーちゃんはこともなげに飛び石を渡り



自分で進んで丸太渡りです。

ところで



池の端で見つけた卵です。草むらに一個ぽつんと落ちていました。

小ぶりな鶏の卵ような大きさです。

ここに鶏が居るはずもありません。

なんの鳥の卵でしょうか?

近くに親鳥が居るのかも知れませんので元に戻しておきましょう。



池の広場を過ぎると



ヤー君の足取りは早く先陣を切ってはるか先を進みます。



池の広場から棚田跡に向かいました。

ここでもヤー君が先陣を切ります。

自分の背丈より高い草の中をどんどん進んでいきます。

ヤー君はこれからどうするかとギーちゃんと共に足を止めて見ていると

草の中に姿が消えてしまいました。



しばらくして後を追って草の中を進むと

ヤー君は心配そうに草の中からこちらをジッと覗っていました。

憎めないヤー君です。

棚田跡から法面に



法面では今度はギーちゃんが先導します。

ヤー君は私を振り返りながら上って行きます。



法面を上りきると第一広場に出ます。

ここには色々な草が生えていますので暫し道草です。



第一広場から放牧場へと戻ります。

ヤギたちは安心したのか私をおいて一目散に駆け出しました。

今日も散歩をして放牧終了です。


7月15日(木)

今日は不安定な天気で曇り時々晴れ一時俄雨でした。



雲の厚いところとそうでないところと斑になっています。

雲が多い割に気温は32℃と高く湿度も高く蒸し暑い日でした。



今日もフォークのピンとブッシュ探しから始めました。

草や木を集めたところを念入りに選り分けて探しました。



すっかり草や木を除き探しましたが見つかりません。

雷が鳴り始め今にも雨が降りだしそうになりました。

今日もダメかと思いながらも少し探す範囲を広げて見ようと中段より下を見て回ると



なんと地面にピンとブッシュが転がっているのを発見しました。

まだツキがあるようです。



ピンが半ばで折れています。

ピンが折れて抜き落ちて中段の下まで転がったのでしょう。

でも重要なのは矢印のブッシュと呼ばれて円形の部品です。

ピンは35oの汎用品ですがブッシュはフォークが大型ユンボのピン径60oのものをピン径35oにアジャストするための

特別なものです。

ブッシュさえあれば他のバケットのピンを代用すれば今日からでもフォークが使えます。

雨にならないうちに法面を下りてユンボを蜜蜂広場まで移動させておきましょう。

途中雨になりましたが無事広場まで移動できました。

午後2時には雨は上がったのでヤギを連れて花の里に向かいました。

蜜蜂広場でヤギを遊ばせておいてユンボのアタッチメント交換です。



代用ピンでフォークが付きました。



ユンボでヤギたちを放牧場まで誘導しました。

ヤギたちは鳴きながらユンボを追って辿り着きました。

時間は4時を過ぎています。

2時間近くヤギをほったらかしにしていましたので暫しブラッシングをしたりしてヤギのお相手をしてやりました。

今日はユンボでの作業は取りやめです。



その代わり自走式草刈り機で伸びすぎた草を刈ることにしました。

草が大きく育つとヤギは食べてくれません。

刈った跡から草が芽吹くとヤギは食べやすようです。

このようなことで今日も暮れていきます。

今日はユンボのピンやブッシュが見つかったのが何よりの収穫でした。


7月14日(水)

今日も晴れて暑くなりました。



午前中から30℃で作業するには酷な温度です。



昨日無くしたユンボフォークのピンとブッシュを探すためフォークから



スケルトンバケットにアタッチメントを替えいざ法面へと向かいました。



スケルトンバケットで昨日フォークが使えなくなった辺りの草木や石を取り除き地面を均しました。

均すと同時に地面からピンなどが出てこないかと探します。

脇に除けた土や草、木の根などをスケルトンでふるい丁寧に探しました。



2時間かけて探しましたが残念ながらピンなどは出てきませんでした。

お昼になったので探索はここで終了して明日また範囲を広げて探します。


午後はヤギの放牧です。



放牧場に着くなりヤギたちは小屋の中に一目散で干し草を食べ始めました。

暑いせいなのでしょうか。これでは放牧に来た甲斐がありません。

でも今日は目的が他にあります。



それはこれ獣医さんからわけてもらったイベルメクチンの接種です。体の内外の寄生虫を駆除するためです。



体の大きいヤー君には3t、ギーちゃんには2t薬剤をシリンジにとり首から尾にかけて背骨に沿ってかけて行きます。

イベルメクチンは背中の皮膚から薬剤が浸透し血管を通って全身に行き渡りフィラリアのような寄生虫やダニなどを駆除する駆虫薬です。

この薬はノーベル賞を受賞した大村博士が発見した細菌から由来したものでコロナに効くのではと今、世界中で研究が進んでいます。

その話題になっている薬をヤギたちに処置してあげています。


イベルメクチンを処方した後は

ヤギたちを連れて散歩がてら第一広場下の法面に向かいました。

偶然ヤギたちが法面でピンやブッシュを見つけてくれるのではという期待は少しあったのですが

花咲かじいさんとポチのようにここ掘れワンワンとは行きませんでした。

すぐにヤギたちは法面を上り広場の方へドンドン進んでいきます。



ここではどういう訳かヤー君が先陣を切って進みます。

そして一時間かけて



蜜蜂広場に戻ってきました。

夕方5時を過ぎるとヤギたちは食欲がでて盛んに草を食むのでお付き合いをして6時過ぎに家路につきました。


7月13日(火)

中国地方の梅雨明けです。



梅雨明けの空です。気温は33℃で日差しも強く暑くなりました。



午前中は炎天下の下ユンボで草取りです。



お昼前にもう少しで上段に達しようかというところでトラブルです。

これまで順調に働いていたユンボのフォークが動かなくなってしまいました。

また溶接部分がちぎれたかとユンボを止めて調べました。



溶接部分は問題なく原因は赤線のところを通ってアームとフォークを止めている直径35oの鉄のピンが無くなっているのです。

完全に抜け落ちています。おまけに矢印のブッシュという鉄の輪っかも一つがなくなっています。

これではフォークは機能しません。

ピンが折れたかそれともピンを止めているボルトが折れてピンが抜けたかのどちらかです。

フォークが働くなった場所を探しましたがピンもブッシュも見当たりません。

ピンもブッシュも小さいものではありません。

不思議です。

これらの部品が無いとフォークは使い物になりません。



ここらあたりのどこかに落ちている筈ですが草や土の下に埋もれてしまっているのでしょうか。

鍬を持ってきて掘り起こして探したのですが人力では掘り起こすのは大変でしかも真夏の暑さです。

今日のところは探すのを断念しました。

金属探知機でもあれば良いのですがそれも当然ですがありません。

明日以降範囲も広げて探してみます。


午後は今日も放牧です。



暑さのせいかヤギたちの動きも今一つです。

少し草を食べては日陰で一休みです。

一休みするとまた食べて今度は



私のところへやってきて甘えます。

身体を撫でてやるとお礼に私を舐め始めます。ギーちゃんの最近のルーティンです。

ギーちゃんの甘えている様子を、見て



ヤー君も俺もとやって来ました。

ヤギの体温は平熱で40℃近くです。

2頭にすり寄られると大きな湯たんぽを抱えているのと同じです。

なつかれるのは嬉しいのですが暑くて堪りません。

我慢してしばらく優しく撫でてやります。

今日は暑いのでヤギたちも元気がなく散歩は止めて5時まで牧場でのんびり過ごしました。


7月12日(月)

今朝もワクチンの副反応が少し残り身体中にだるさがありました。

朝ヤギにいつも通り餌や水を遣り小屋掃除をして雨が降っていたこともあり今日は薬を飲まず横になりました。

お昼前には副反応が消えてきたようですっかり楽になりました。

休んでいる間にS社長から彼の工場の敷地に設置してある精米所にもみ殻と糠が溜まったので

ヤギ用に取りに来ないかと電話がありました。

お昼には降っていた雨も上がりましたのでS社長のお宅の向かいました。

フレコンバック一杯のもみ殻と3袋の糠を積んで花の里へと向かいました。

もみ殻と糠を下ろした後夕方まで時間があるので



昨日の草取りの続きをすることにしました。

下段の上側を取った後は



ユンボで法面を上りながらの除草です。

6時には



法面を上り下りしながら赤線の範囲を除草し終えました。


7月11日(日)

今日も晴れて気温は32℃とこの夏一番の暑さです。



昨日コロナワクチンの2回目を摂取したところ明け方に身体中の痛みに目を覚ましました。

摂取した腕だけでなく身体中が筋肉痛になった感じです。

1回目は腕の痛みだけだったのですが2回目の副反応は違いました。

痛くて眠れません。

仕方なく鎮痛剤を服用して夜明けを待ちました。

いつの間にか痛みが治まり眠っていました。

目を覚ますと6時です。

慌てて起き出しヤギに餌や水をやり小屋の掃除をしました。

鎮痛剤の効き目は凄いものです。

あれほど痛い思いをしたのに何ともありません。

今日の午前中は



第一広場下の法面の草取りです。

昨日確保した下段の通路を通って上の草を剥ぎ取ります。



お昼までに下段の草を取りました。



草取りの間ユンボの周りをアブが飛び回りその数が今年最多です。

刺されないように飛び回るアブを網で採りながらの作業になりました。



午後は放牧です。

午後の空はまさに夏空です。

しかし空と違って気分は最悪になりつつあります。

鎮痛剤が切れて来たのか放牧を始めた途端身体中の痛みが襲ってきました。

筋肉痛だけではなく頭痛も起こり始めました。

ジッとしているのは辛いのでヤギたちを連れて散歩に出ました。



ヤギたちは上の蜜蜂広場に向かいました。



立っているのが段々辛くなってきたので日陰で休みながらの散歩です。



日陰伝いに池の広場へ



少しは涼しきなるのではと池を渡ります。

先日ヤー君が渡るのに失敗して足を踏み外した飛び石です。

しばらく逡巡して鳴いては渡ろうとしません。

前回の失敗がトラウマになっているのでしょうか。

やはり今回も



石の上に足をかけ渡ることが出来ずに飛び越えようとして足を踏み外しながら渡りました。

中々学習できないヤー君です。

ヤー君に付き合っている間



ギーちゃんは自分から丸太を渡り始めました。

後を追うヤー君は



先日のことを覚えているのか池を回り込んでギーちゃんに追いつきます。

私は頭痛に筋肉痛の副反応に立っているのがやっとです。

暑さも加わり辛さも倍加してきました。

ヤギたちを急かすように車に戻り帰ることにしました。

家に戻るとやっとのことでヤギに餌や水を替え家の中へ。

急いで鎮痛剤を飲みました。

厚生労働省の注意書きを見ると

50%以上が接種部位の痛み、疲労、頭痛があり

10-50%が筋肉痛、悪寒、関節痛、発熱などがあるとのこと。

私の場合は後者の50%以下に該当したようです。

これからコロナワクチンを接種する方は2回目にはご注意あれ。



7月10日(土)

今日は久々に一日晴れました。気温は31℃と暑い日が戻りました。

今朝はS社長から手伝い要請があり駆けつけました。



S社長によれば彼所有のヨットのキャビンに雨水が浸水し船体が沈み沈没するかもというのです。

浸水によりエンジンも電気系統も機能しないとのことです。

彼はバケツで水を汲み出すというので花の里の電気ポンプとバッテリーを持って駆けつけたのです。

上の写真は船内にポンプを入れ水を君出しているところです。



2時間後キャビンの半分ぐらい水に浸かっていたのですが汲みだすことが出来ました。

これで沈没は免れたので一段落です。

S社長と昼食を取った後お役御免になった私はJAでヤギの餌などを購入して帰りました。

午後は久々の晴れなのでヤギたちには留守番してもらって花の里へ作業に向かいました。



花の里に強い日差しが戻ってきて縁が一段と深くなっているように感じます。



作業は第一広場下の法面の草竹取りです。

斜面ですので雨で濡れているとキャタピラが滑り危険ですので今日のような晴れた日は逃せません。



午後3時過ぎ中段の幅5mの範囲が終わりました。

今日は4時30分にコロナワクチンの集団接種の予約を入れています。

作業を中断して接種会場へ向かいました。

午後5時ワクチン接種から戻って作業再開です。

梅雨の時期ですので晴れているうちに少しでも作業を進めておきたいのです。

地面が乾いてきたのでユンボを斜面の下段に下ろし



草取りをするためのユンボ用通路を確保しました。

明日は天候次第ですがこの通路を伝って上側の草を除去します。


7月9日(金)

昨日も雨でした。

しかも島根県でも被害が出るような相当に強い雨でしたので雨をついて花の里の状況を見にきましたが被害はありませんでした。

今日も午前中は雨模様でした。

午後は3日ぶりにに雨が上がりました。



東の方の空は明るいものの西から暗い雲が東に流れて行きます。

予報も夕方まで天気が持つようなのでヤギを連れて放牧にやって来ました。



雨の間は小さな小屋に閉じ込められていたこともあり

3日ぶりの放牧にヤギたちは嬉しそうに草を食んでいます。

しばらく草を食んで落ち着いたところで

今日もヤギに連れられて散歩に出かけました。



外周路まで出ました。さてこれからどちらに向かうのでしょうか。

先を行くギーちゃんは左に向かう素振りですがコースを決めるのはマイペースのヤー君です。



ヤー君は右に進んで忖度したギーちゃんが後を追っていきました。



ヤー君は蜜蜂広場に入っていきどうも左回りで広場を巡るようです。



ヤギののんびりした散歩にお付き合いしていましたが

広場を巡ったところで5時が近づいてきたので散歩の先を急がせます。



牧場に戻るとヤギたちは一目散に小屋に向かっていきます。



そして干し草をむさぼるように食べ始めました。

散々青草を食べていたはずなのですが口直しなのでしょうか。



お腹一杯なのかギーちゃんはボックスに上ったり下りたりして遊び始めました。

上っては自慢げに私に顔を向けてきます。



ヤー君は干し草を食べるのをやめて岩塩を舐め始めました。

ヤー君もお腹一杯になったようです。

ここが潮時と雨が降る前に帰ることにしました。


7月7日(水)

今日は七夕ですが生憎の雨です。朝から降ったり止んだり作業できる天気ではありません。



雨の合間を縫って花の里へ出かけました。

静岡県熱海では土石流の甚大な被害が発生しましたがその原因が盛り土だとされています。

花の里のこの見える風景のほどんどが盛り土でできています。

ハザードマップでみると



廃屋のあるところが土砂災害の危険地域とされていますがハザードマップ自体が宅地を対象としていて山林は対象となっていません。

ですから危険は少ないように見えますが元になっている地形図はかなり古いもので現況とは大きく異なっています。

この地図の花の里の地名は大谷となっていますが今は埋め立てられて谷はありません。

谷を埋め立てるというのは盛り土に他なりません。

盛り土は近くを通っている国道191号線のトンネル工事の際に出た土をここに盛ったという話を地元の人から聞いています。

ですから熱海の盛り土とここの埋め立ては同じ状況です。

でも違うのはその工事方法です。

国道工事という国の事業の一環で行われた事業は民間のものとは違います。

花の里の下流にある飯浦漁港との補償問題でかなり気を使って工事がなされたと聞いています。

もし花の里で土砂崩れが起こると下の漁港が土砂で埋まってしまいます。

そのようなことにならないように工事が行われたそうです。



第一広場を形成している法面は下の方に頑丈なコンクリの擁壁が設置されています。

寄ってみると



草に覆われていますが4mの高さの擁壁です。

擁壁の所々に水抜きの穴があり



そして擁壁の端には地下水を排出する大きな管が埋まっています。

ここからは雨水だけでなくかなりの地下水が常時出ています。

蜜蜂広場した3段のところにも



同様に頑丈な擁壁が設置されています。

そして地上には



このようなU字溝が雨水を逃がすように縦横に巡らされています。

中には土砂で埋まってしまっているU字溝もありますので記録的な大雨にそなえていずれ専用バケットで整備しようと思っています。

そして極め付きがこれです。



池の広場を支えている擁壁です。かなりの高さです。

池の広場の下には昭和58年に益田市で起きた大水害の時のガラも埋まっているということで

益田市が設置した



大規模な3段になった浄化装置もあります。

ここからは毎日尽きることのない地下水が湧き出しています。

そして毎年3月に工事業者が委託を受けて中の砂利を洗い浄化装置を清掃しています。

このように花の里の盛り土はかなり気を使った工事がなされ維持されています。



そうした擁壁や地下水の排水設備によって花の里のそれぞれの広場は災害が起きないように支えられているのです。

結論としては花の里は災害にも安全ですので安心してお越しください。


7月6日(火)

昨日は夕方近くまで強い雨が降り作業はお休みしました。

今日は曇り時々小雨で気温は28℃でした。



空は厚い雲に覆われいつ降りだしてくるかと思われる空模様でした。



ブドウや桜にはドウガネブイブイは殆ど見られなくなりました。



作業は第一広場下の法面の草取りです。



雌竹も多く竹は地下茎ごと抜き取ります。



午前中で中段の幅5mを中ほどまで抜き取りました。



午後は雨が止んでいる間に放牧をしました。

雨が降ってこないうちに散歩をと今日はヤギのペースでなく私の歩くスピードで行いました。



コースは池の広場を巡る1時間の散歩です。

途中飛び石渡りを通って池を横断しました。

ギーちゃんは難なく飛び石を渡りましたがヤー君は石の手前で立ち往生して鳴いています。

ギーちゃんは素知らぬ顔で先を急ぎます。



鳴いていたヤー君はおいていかないでと思い切って渡りましたがやはりドジなヤー君です。

飛び石を一つ一つ渡らずに一気に飛んで渡ろうとしました。

そして目測を誤り後ろ脚を池に落としてしまいました。

何とか池からはい出し跡を追って来ます。

ヤー君の身体を調べましたが後ろ脚だけを濡らしただけで先日のようにずぶ濡れに生ってはいませんでした。

この後雨が降ってきたので散歩を早めに切り上げて帰宅しました。


7月4日(日)

今日は午前中は晴れ午後は曇り気温はお昼で33℃でした。



今日の午前中は晴れて強い日差しの中の作業になりました。



先ずはスミチオンの効果の検証です。

昨日の雨で薬剤が洗い流されてまた虫がたかっているのではと心配でしたがこの通り虫は全くついていません。

効果ありと判断してよいのではないでしょうか。

さて

今日の作業ですが第一広場下の法面の草刈りをしようと思いました。



しかしその広場下の法面はこのような灌木が背丈を超える高さで蔓延っていて草刈り機では何ともなりません。

去年にここは草刈り機で刈ったはずですが根や株が残っていてひこばえが生えてこのようになったのです。

頑張ってここを刈っても来年はこのように元に戻ってしまうでしょう。

そこで根や株をそれこそ根こそぎ取り除かなければなりません。

そこでユンボを使って処理しようと準備しました。

先ずは



去年に擁壁の上まで道をつけましたがその道が心もとないので周りの土を集めては今日しました。

そして



ユンボで法面中段の左の端まで進みました。

ここから作業開始です。



フォークで土を削り根を取り株を抜いていきます。



ユンボの周り5mを根こそぎ草や灌木を取り除きました。

お昼までの作業はここまでです。



明日以降もこの調子で第一広場下の法面を処理していきます。

午後は今日も放牧です。



花の里に着くなりヤギたちは散歩の催促です。

今日もヤギに連れられ散歩に出かけます。



途中ギーちゃんは赤土が?き出しになっているところで土を食べ始めました。

同じヤギのヤー君は土には見向きもしないのにギーちゃんは土にご執心です。

本能的に土が身体によいと感じているのでしょうか?



今日もヤー君が先導役です。



コースは外周路を下っていき入り口付近に向かっていきます。

外周路を下る途中で突然カラスが現れヤギたちを警戒し大声で鳴き始めました。

ヤギたちはカラスの声に足が止まりました。



そこで竹藪を抜けて池の広場に向かわせました。

ここでもヤギたちは耳を立てて警戒模様です。

池の広場についてヤギたちに落ち着いて草を食んでもらおうと思っていました。

ところが広場に着くや否やヤー君は池に興味を示し近づいて行きます。

池の水に鼻を近づけたかと思うと



何を思ったのか突然池の中にダイビングしました。

呆気に取られて呆然とヤー君を見つめるだけです。

ヤー君はそのままジッと池の中で立ち尽くしています。

ヤギは湿気を嫌い水も苦手の筈です。

今日は暑いので水浴びしようしたとも思えません。

どうするつもりか見ていると

引き返すように水の中の土から埋まった足を苦労しながら抜いて行きます。

引っ張り上げようかとしましたが何とか自力で池から上がってきました。

そして池から上がるとすぐに



ずぶ濡れになった身体でヤギ牧場の方へ単独で駆け出しました。



私とギーちゃんはヤー君の後を追います。

ヤギ牧場に着いたヤー君は何事もなかったかのように草を食み始めました。

全くヤー君には驚かされます。

まだ3時になったばかりですが夏とはいえヤー君は濡れネズミです。

濡れた身体を拭ってやらなければなりません。

花の里にはタオルなどはないので帰ることにしました。


7月3日(土)

今日は午前中は曇り午後は雨でした。



今日のブドウの葉に一匹ですがドウガネブイブイがついています。

一昨日スミチオンを散布したのですがしぶといやつらです。



蓄圧式の噴霧器を購入して徹底的に散布します。



脚立に乗り桜のテッペンから下までスミチオン溶液を吹き付けました。

蜜蜂広場の関山桜すべてに散布しました。



広場脇の舞姫には虫がついている様子はありません。

舞姫は関山と同じ桜ですがドウガネブイブイの好みには合わないのかもしれません。

農薬の散布が終わったので次は草刈りです。

これもドウガネブイブイの餌になる蕨やイタドリも刈りますのでウガネブイブイの退治にも役立つはずです。



今日は蜜蜂広場から広場下をおりて棚田跡に通じる尾根道を刈ります。

刈っている途中に



獣の糞を見つけました。

古いものからつい昨日のものまで一か所に溜まっています。

おそらくこれが有名?なタヌキの溜め糞でしょう。

毎夜この下のヤマモモの実を食べにやってくるのでしょう。

花の里にはイノシシ、タヌキ、野ウサギ、イタチ、アナグマなど色々な獣が住んでいます・

殆どが糞の形状で区別がつきます。

尾籠な話で申し訳ありません。



お昼までに今日の予定の尾根道の草刈りが終わりました。

今日の午後は雨になる予報ですが1時の時点で降っていなかったので

ヤギの放牧に出かけました。

花の里についてすぐにポツポツと雨粒が落ちてきました。

それでも大したことはないとヤギたちは草を食んでいました。

1時間後雨が強くなってきました。

これには私が溜まらないとヤギたちを車に連れ戻し帰ることにしました。

最近の天気予報は侮れませんね。


7月2日(金)

今日午前中は晴れで午後からは曇りで気温は27℃と蒸し暑い日でした。



空は晴れ上がっていますが湿度は高く作業すると汗がしたたり落ちてきます。



昨日噴霧したスミチオンの効果を検証します。

ブドウの葉には全くドウガネブイブイはいません。効果ありです。

桜には



葉の裏に付いているのが見つかりました。

しかし全体的には少なくなっているようです。



もう少し退治を徹底しなければなりません。

木の高さは3mを超えていますので手持ちのスプレーでは薬剤を行き渡ることがことが出来ません。

蓄圧式で噴霧する器材を用意して噴霧しましょう。

効果を確認した後は



広場下4段目の法面の竹草刈りです。

汗をかきかき3時間。



これで蜜蜂広場下の法面の草刈りは終わりました。

花の里の入り口から見上げるとかなりスッキリして見えるのではないでしょうか。

午後は今日も放牧です。

午後から今にも降りだしそうな空模様になりましたが何とか持ちました。



放牧に出かけるときにケージに誘導するのに圧ぺん大麦を使いました。

すると食いしん坊のヤー君はいきなり車に飛び乗り麦に一目散です。

ギーちゃんは呆気に取られていました。

ヤギ牧場でしばし草を食べると



ギーちゃんはいつものお気に入りの場所で一休みです。

一方ヤー君は



私の傍に来て身体を撫でろと催促してきます。

そしてドンドン近づいてきて鼻水でぐしゃぐしゃになった顔を寄せてきます。



挙句の果てに私の髪に鼻を擦り付けてきます。

私に懐いてくれるのは良いのですがこれには堪りません。

立ち上がって散歩に出かけることにしました。

今日も散歩コースはヤギ任せです。

今日も先導役はヤー君です。



今日の行き先は蜜蜂広場です。

広場を左回りで進みます。



杉の皮むき場ではギーちゃんが杉の皮を剥いては食べ始めました。

そして



広場を巡って車のところに向かっていきました。



車のところに来るとギーちゃんは車に自分から乗り込んでいきました。

そしてギーちゃんは帰るつもりになったのか一向に下りてこようとしません。

それを見ていたヤー君は渋々乗り込もうとしましたが上手く乗れずに足を踏み外し転げ落ちてしまいました。

出かけるときは大麦に釣られて飛び乗っていたのですがどうしたことでしょう。

嫌々乗ろうとしていたので失敗したのでしょう。

もう大麦は食べてしまっているので餌では釣れません。

どうするかしばらく見ていると



ギーちゃんは「早く乗ったら」と言わんばかりに顔をのぞかせますがヤー君は乗れずにウロウロするばかりです。

しびれを切らして抱きかかえ乗せてやりました。

人もヤギも出来るかどうかはやる気があるかどうかの問題ですね。


7月1日(木)

今日も晴れて気温なんと31℃今年一番の暑さでした。



今日は出掛から躓きました。

車を動かした途端タイヤがガタンガタンと音を立てました。

下りて見るとパンクです。すっかり空気が抜けています。

タイヤの取り換えで30分のロスです。

パンクしたタイヤをガソリンスタンドに修理を依頼して花の里に向かいました。



今日も強い日差しが照り付けています。



農薬のスミチオンが届いたのでブドウや桜に噴霧します。

スミチオンを1000倍に薄めてスプレーに入れて吹きかけます。



先ずはブドウの葉にかけます。

葉についたドウカネブイブイは慌ただしく動き始めました。

様子を見ると苦しんでいるように見えます。

ついで桜です。



桜の上の方に虫が多くついているので脚立に登り吹きかけます。



風向きによっては薬剤の霧がもろに顔に掛かります。

スミチオンは人や環境に優しいと言われていますがやはり農薬です。

なるべく吸い込まないように注意して噴霧します。

今日はブドウ3本と桜(関山)26本にかけて一日置いて効果を見ようと思っています。


この後は草刈りです。

今日は広場下4段目の法面に取り掛かります。

今日は30℃を超える暑さです。

作業時間は2時間にとどめます。



広場から下りるにつれて草や竹の密度や成長具合が増していきます。

下の方が水分の供給が良くなるからでしょう。

今日はあまり捗らなかったのですが無理をするのは止めておきます。

午後は放牧です。

ヤギも暑いのは苦手なので日差しが和らぐ3時からです。

ヤギ牧場で充分草を食んだ後散歩に連れ出します。



今日の散歩コースはヤギの意志に任せます。

いつもは出遅れるヤー君ですが今日は違います。

ヤー君は第一広場を横切って廃屋の方にずんずんと先を行きます。

ギーちゃんは私を気遣って着かず離れず進んでいきます。



廃屋の方へ行くのかと思いきや途中で左へコースを変え広場の入り口の方へ向かいます。

随分先に行ってしまいました。

何を目指して進んでいるのか匂いを頼りに進んでいるのか分かりませんが凡そ牧場を回り込むように進んでいます。

草を選びながら進むと偶然そうなるのかもしれません。



外周路を戻る方向に進んでいます。

外周路に出ると今度はギーちゃんが先に行きます。



蜜蜂広場に沿って進んでいきます。



外周路を回ってヤギ牧場に帰ってきました。

明日もヤギ任せで散歩してみます。

果たしてどうコース取りをするか楽しみです。

今日も散歩が終わると車のところへ勝手に進んでいきます。

帰りたいのかと思いきや車の周りの草を食み始め車に乗ろうとはしません。

もう陽は傾き始めています。

待っていても切りがないので無理やり車のケージに押し込んで帰りました。



6月30日(水)

今日は晴れました。気温は25℃でした。



朝は雲があるものの時間と共に晴れ間が広がり強い日差しが照り付けました。



花の里はすっかり緑に覆われていますが殆どが雑草によるものです。

この雑草を刈るのに年間一か月を越えます。

この縁は太陽の恵みです。

この縁を利用することをずーと考えていますが青草で乾草でヤギの餌にする以外に思いつきません。

ヤギ一頭を養うのに10aが必要といわれているので花の里の広さでは少なく見積もっても100頭は養うことが出来ます。

ヤギを100頭飼えばこの緑を無駄にすることはなくなります。

まだ子ヤギ2頭では除草効果も期待できません。

当分草刈りに労力を使いそうです。

25℃とは日差しは強く炎天下の草刈りは大変です。

汗の小一升もかきながら4時間



広場下3段目の法面の草刈りを終えました。

今日もヤギの放牧は午後3時からです。

蜜蜂広場で遊ばせながらユンボのアタッチメントのつけ直しです。



昨日丸印の中のピン調整リングは入れ違えていたのが上手くピンが入らなかった原因でした。

それだけ入れ替えると昨日とは段違いにスムーズに取り付けられました。



これで竹退治にフォークが役だってくれます。

思ったより早くつけ直しが終わったのでヤギたちを連れて散歩に出かけました。

今日は蜜蜂広場から池の広場を巡ってきます。



散歩に出たところではヤー君はしぶしぶついてくる感じでした。



徐々にヤー君は調子が出て来たのか池の広場に着く頃は先に立って導きます。



広場で暫し草食みを刺せました。



広場を後にする頃はまたヤー君はしぶしぶついてくる感じです。

ヤー君は後引きタイプなのですね。



竹林の道では先に行き振り返り早く来いと促す様子です。



竹林を出たところの外周路脇には蕨が多く生えています。

蕨はヤギにとっては毒草です。

食べないかと心配してみていましたが杞憂でした。

蕨には興味も示さず脇のススキを食べています。



外周路から広場下を抜けて帰途に着きます。

ヤー君はここまで来るとルートは分かっている様子ではるか先を行きます。



草で先が見えない登り道もずんずん進んでいきます。

こうしてヤー君の先導で無事帰ってこれました。

その後も早く帰ろうよと車のところまで行って今度はギーちゃんが車に飛び乗り帰宅を促します。

時は6時近くになっていますのでヤギに連れられて帰り道を急ぎました。

ヤギたちも段々知恵がついてきました。


6月29日(火)

今日の朝は小雨が降っていて10時過ぎに止んだので花の里に出かけました。



花の里に着いても今にも降って来そうな雲行きでしたが

作業をしているうちに



すっかり晴れてきました。

今日の作業は昨日に続いて広場下2段目の法面の草刈りです。



ここには赤いツルの植物に覆われてしまっているところが多く

この状態だと刈るのに通常に3倍の手間がかかります。

つる植物は一般的にはガーデニングで人気ですがここでは迷惑以外の何物でもありません。



お昼過ぎにやっと法面の草刈りが終わりました。

ここのところ作業が遅れ気味なのでこのまま作業を続けます。



草刈りの後はユンボを使った整地です。

広場からヤギ牧場に下りる道の傾斜がきついのでユンボで緩やかにします。

手前を掘り下げ掘った土で傾斜の急なところを埋めて緩やかに出来ました。

今日のヤギの放牧は3時からになりました。



今日も蜜蜂広場での放牧です。

その間にユンボのアタッチメントの交換を行います。



バケットからフォークへの付け替えです。

フォークは溶接で本格修理してから初めての取り付けです。

3か月くらい放置していたのでフォークもピンも錆びだらけになっています。

フォークのピン穴が溶接で少しずれてしまっていたのでピンを入れるのに苦労しました。

ピンを抜いてはハンマーで叩き調整しながら嵌めて行きました。



ピンを嵌めたところで6時を過ぎてしまいました。

ピンを入れるとフォークのユンボのアームとに隙間が大きいのでスペーサーシムを入れる必要があり

再びピンを抜いたりしたところで時間切れです。

ヤギもほったらかしです。

連れて帰る時間を過ぎているので急いでヤギを呼び寄せ車に乗せました。

ユンボのアタッチメントの取り付けは明日またやります。

ヤギたちは遠くへ行かず私がユンボをいじっている間周りでおとなしく遊んでくれたので助かりました。


6月28日(月)

今日の午前中は持病の薬を貰いに病院に出かけ帰りに食料の調達をしたので

作業は出来ませんでした。



午後は晴れのち曇りで気温は25℃した。

今日も放牧をしました。



今日の放牧は蜜蜂広場中心に行いました。

桜の幹や葉を食べるのではと心配しながら様子を見ていましたが今のところ大丈夫のようです。

一心不乱に下草を食んでいました。

安心したこともあり私はいつの間にか居眠りをしていました。

顔にヤギの息を吹きかけられ起こされました。

30分くらいウトウトしていました。

ヤギたちはおとなしく私の周り10m以内の草を食べていたようです。

今日も散歩を兼ねて広場上のこの春伐採したところを見に行きました。



伐採後はもう既に竹藪状態になっていました。

竹が邪魔してこれ以上進めません。

まだ草刈り機で刈れそうですが刈ってもまたすぐにこの状態に戻りますので

ここは思い切ってユンボで根ごと抜けるところは抜いてしまおうと方針を決めました。

ついてきたヤギたちはというと



杉皮を器用に口で剥いでは食べていました。

繊維だらけの皮を消化できるとは凄い胃の持ち主ですね。

この後は広場の周りを散歩して牧場に戻りました。

そしてヤギの様子の報告と相談で元のヤギの飼い主に電話するために早めに山を下りました。



6月27日(日)

今日は再び快晴になりました。



気温は28℃で風もなく暑い日になりました。



ヤマモモのブルシートは昨日の雨に濡れそのままにしておけず収穫しました。

3キロくらい穫れました。

作業は今日も草刈りです。



広場下2段の法面を半分ほど刈りました。

午後は放牧です。



最近はヤー君よりはギーちゃんが杉の皮がお気に入りです。

散々草や杉皮を食べた後は



私のところへやってきて甘えます。

ブラッシングをしてやるとお礼とばかりに



ブラシを持った手を舐め始めました。

汗をかいて塩味がするのか舐める行為は段々エスカレートしてきて



顔まで舐め始めました。

くすぐったいので顔を背けると今度は耳をかじり始めました。

あまがみで痛くはないのですか鼻息荒く耳に吹き付けるので堪りません。

仕方なく立ち上がり散歩に行くことにしました。

今日のコースは広場下を抜けて池の広場に行き竹林を抜けて棚田跡を回って帰ってきます。



広場下を横切るギーちゃんとヤー君です。

ヤー君は後をしぶしぶついてくる感じです。



池の広場に着くと池を何だろうという感じで見ているヤー君です。

ギーちゃんは池を見るのは2度目ですので一向に興味を示しません。



吊り橋を渡ってみるとギーちゃんはいとも簡単な様子で脇の丸太を渡り始めました。

一方ヤー君は丸太に上ろうとしてもずり落ちて渡るどころか丸太にも乗れません。



ギーちゃんはなぜ来ないのとヤー君を見ながら渡っていきます。



ギーちゃんは渡り切ろうとしているのにヤー君は向こう岸で鳴いて助けを求めています。



ヤー君はしばらく鳴いて向こう岸をウロウロしていましたが

やがて池を回り込めば良いのだと気づいたらしくトコトコと池を回ってやって来ました。

同じヤギでも運動神経は違いがあります。

この後は



竹林を抜けて行きます。

マイペースのヤー君は反省したのかおいていかれないようにギーちゃんに必死でついていきます。



棚田後に着くと今度はヤー君は先陣を切り始めます。



ここでは2頭にゆっくり草を食べさせます。



ギーちゃんの好みはススキとヒメジョオンでヤー君はここでもクローバーを好んで食べていました。



棚田後から上り坂を登りヤギ牧場に戻ります。

もう勝手知ったる道です。

ヤー君が先を行きます。

こうして今日の散歩を終えて帰りました。


6月26日(土)

今日の朝は小雨が降っていて9時ごろまで続きました。



10時になると草が乾いてきましたので花の里へ作業に出かけました。



お昼まででは広場下2段目の法面少し草刈りをしただけで終わりました。

午後は今日も放牧です。



ヤギ牧場で草刈り機のエンジンをかけヤギたちに草刈りの作業の時音で驚かないように慣らすことをし始めました。

30分くらい聞かせて今日の慣らしは終えました。

後はヤギに牽かれての散歩しました。

入り口を開けると先に第一広場まで行って鳴いて私に早く来いと呼ぶまでになりました。

第一広場から尾根の道を通って棚田跡まで行きました。



ヤギたちにとって初めての棚田跡です。

ここも一面ヒメジョオン畑となっています。

その中でもクローバーなどの好みの草を探して食んでいます。

ここから左手の方第一広場下の法面を上って行きます。



ここの法面は日当たりが良いせいか草の背丈が高く私でも前が見通せないほどです。

ヤギたちにとって草に埋もれているので怖いせいが私の足にぶつかるほど近かさで着いてきます。

私を頼りきってはぐれまいと必死に付いてくる様子を見るとかわゆくもあります。

草をかき分け上って行くと



やっとのことで第一広場まで上ってこれました。



第一広場を横切っていると安心したせいかてんでばらばらに草を食み始まましたが

ここででアクシデントが起こりました。

ギーちゃんとヤー君の間からいきなりウサギのような小動物が飛び出して右手の方に走って草むらに逃げ込みました。

ひょっとして先日見つけた子ウサギでしょうかヤギに驚いて飛び出したのです。

その飛び出した小動物に驚いたのはヤギたちも同じでフルスピードで私に向かって走ってきました。

まだ草むらからごそごそと蠢く音がしますがこれ以上驚かせないようにその場を離れました。

第一広場から戻る途中に突然雨が降り始めました。

まだ4時になったばかりですがヤギに弱いヤギのことです。

やむを得ず帰ることにしました。


6月25日(金)

今日も晴れました。



気温は25℃でした。



ブドウの葉にまだ甲虫の害が続いているのでハエ蚊用の一般的な殺虫剤を試してみました。

先日の農薬よりは効果がありそうです。

この甲虫を調べてみると名前はドウガネブイブイというものでした。

花の里でブイブイと勢力をのばしているこの虫にピッタリです。

漢字で書くと「銅鉦蚊蚊」となります。

銅のような光沢でブンブン飛ぶというのでこの名がついたようです。

ブドウだけでなくあらゆる果樹などの葉を食い荒らす農林業害虫とされています。

心配なので桜の葉も調べてみました。



殆どの桜にこの虫が付いていました。

桜だけではなく



蕨にもそして



イタドリにもついていて物凄い繁殖力です。

特定の植物につく虫なら比較的退治が簡単ですが。

このように沢山の植物につくとなると退治するのは困難でしょう。

花の里全体に強い農薬をまかないと退治でしません。

ヤギもいることですしこれは無理です。

せめてブドウや桜だけでも守ることにします。

ネットでドウガネブイブイに効くという「スミチオン乳剤」という農薬を取り寄せることにしました。

なんとしてもブドウや桜を守り抜きます。


対策が決まったところで

昨日見つけたヤマモモのところへ行き実が落下しても大丈夫なように



ヤマモモの木の周りにブルーシートを敷きました。

敷いている間にも



赤い実がどんどん落ちてきます。

お昼前に実を集めると



小さめの段ボールに一杯の実が収穫できました。

でも



まだこんなに実をつけています。

お好きな方はブルーシートを敷いたままにしておきますので収穫においで下さい。

あとの作業としては



牧柵の下側や



第一広場に続く道の雑草を刈りました。

お昼に帰る途中で久しぶりに棚田跡によってみると



草の間から時季外れのコスモスが花を咲かせていました。

辺りを見回すとあちこちでコスモスの小さめの花が見られました。

この時期でも咲くものなのですね。


午後は今日もヤギの放牧です。

2時間くらい牧場の草を食べさせてから花の里の散歩に連れ出しました。

コースは第一広場まで下りて広場を横切り外周路を通って牧場に帰ってきます。

順調?に行けば30分のコースです。



早速第一広場で道草です。ヤー君の好物のクローバーを見つけてしまいました。

ギーちゃんもススキが好みのようで長い葉を根元から咬みきりむしゃむしゃ食べ始めました。

このままでは今日中にコースを回れません。



追い立てるように先を急がせます。



途中丸太が積んであるところでギーちゃんは丸太に足をかけるといきなりお尻を向けて失礼とばかりに用を足し始めました。

糞はコロコロとした豆粒状です。

下痢は完全に直ったようです。

放牧して2時間以上たっていますので生草を食べても大丈夫な様子になり一安心です。

散歩は続きます。



外周路に出ると気に入った草が無いのかドンドン私の先を進みます。



蜜蜂広場に近づいたところでまた道草です。

ヤー君は何かの草を無中でだべ始めました。

良く見るとスギナを食べているようです。

スギナはヤー君にとって初体験です。



道草でまた遅れがちになりました。

先を急がせます。



蜜蜂広場の入り口に近づきました。

2頭は何か見覚えありそうな感じで広場を見ています。



花の里を一回りして牧場に帰ってきました。

もうどこか判っている様子で先を駆け出しました。

予定時間をはるかに越える一時間半の散歩でした。

まだ5時まで時間があるので



法面の上に上りヤギたちを呼んでみました。

ギーちゃんは一心不乱に登ってきました。



ヤー君は「無理だよ」とばかりに下で鳴くばかりで登って来ません。

しばらく様子を見ていると



心配したギーちゃんがヤー君を呼び始めました。

ヤー君は仕方なく草を食べ食べ登って来ました。

そして



登ってきたから褒めてよとばかりに顔を近づけてきました。

こうして5時まで放牧して1日を終えました。


6月24日(木)

今日も晴れが続きました。



気温は24℃で日陰では風が吹くと少し寒いと感じるほどでした。

今日の作業は



登山道の脇の竹刈りです。

先週まで小さな筍だったものがいつの間にか竹になり始め油断できません。

そして折角開いた登山道の景観を妨げています。



上り口から刈り始め



第二展望台まで刈り進め



午前中で景観を確保しました。

午後はヤギの放牧です。



ヤー君もすっかり元気を取り戻し散々草を食んだ後は今日も杉の皮にご執心です。



ギーちゃんも下痢が直り草でお腹が満たされるとお気に入りの場所で休憩です。

先日の獣医さんによるダニなどの駆除でイベルメクチンを処方してもらいましたが



ギーちゃんの耳にほくろのような点々がすっかりなくなり効果てきめんです。



ヤー君もこの通り綺麗な頭や耳になりました。

心なしかヤー君の角が伸びてきているように思えます。

こうして今日も夕方まで放牧をしました。

一方第一広場では



ヤマモモが実が赤く熟してきています。

ヤマモモは食べごろに時期が非常に短くおそらく週末には実が地面に落ちてしまうでしょう。

ヤマモモの実を希望される方はお早くおいで下さい。


6月23日(水)

今日も晴れて気温は25℃と昨日と同じ気候でした。



ヤギたちを自宅に残し花の里へやって来ました。

今日の午前中は昨日刈り残した広場下の法面を刈ってしまいます。

その前に



昨日買ってきた農薬をブドウの木に散布します。



退治したはずの虫がまたたかってしまっています。

噴霧してしばらく様子を見ます。

その間に



刈り残した部分を刈ってしまいましょう。



お昼前にすっかり刈り上げました。

それではとブドウの木の様子を見に行きます。



虫は少なくはなっているもののまだ5,6匹はたかっています。

葉は無残にもスケルトン状態です。

たかっている虫を手で取り除いて退治しました。

あの薬では効果は薄いようなので別の方法を考えます。


午後はヤギを見に来客がありました。

義姉のMさんと甥のA君と甥の子のRちゃん(2歳)です。



ヤギを見たり池の広場でメダカを掬ったりつり橋を渡ったり暫し楽しんでもらいました。

お帰りになった後も



ヤギの放牧は続きます。

心配したヤー君の食欲も回復しつつあるようで草を一心に食んでいます。



ヤー君は皮つきの杭を歯でむしるように剥いで食べ始めました。

ヤギを桜の木の皮を食べるとは聞いていましたが杉の皮も食べるのですね。

元気が戻ってきたヤギたちに少しは運動をと散歩に連れ出しました。



外周路で散歩をと歩き始めましたが立ち止まっては草を食べ一向に散歩になりませんでした。

まさに道草ばかりです。

こうしてお昼から6時までの6時間の最長時間の放牧をしました。



6月22日(火)

今日も晴れました。気温は25℃と少し低めでした。

今朝のヤギの様子はというと珍しく雄のヤー君の元気がありません。

大好物の押し麦にもあまり興味を示しません。

ギーちゃんはまだ少し下痢気味ですが元気で食欲もある様子です。

ヤー君は少し干し草を食べただけでジッと佇んでいます。

ブラッシングをしてやると気持ちよさそうにしています。

ヤー君は相変わらず鼻水を出しズーズー言ってますが糞も正常で嘔吐した様子もなく見た目には異常が感じられません。

ここのところの放牧で何か悪いものでも食べたのでしょうか。

食欲がないのは野生の本能で体調回復のためセーブしているのかもしれません。

干し草や水を替えヤギ小屋や周りを掃除してしばらく様子を見ることにします。


今朝は注文していた作業靴が入荷したとの連絡がありましたので

受け取りのついでにブトウの虫退治の農薬らヤギの体重測定用の丈夫な帆布のような物を探してきます。

お昼近く買い物から帰ってみると



暑いせいもありギーちゃんは小屋の中にいてヤー君は小屋の陰に佇んで私を見ても寄って来ません。

しばらくするとギーちゃんは鳴きながら小屋から出てきましたがヤー君は日陰にたったままです。

今日も放牧をせずヤギたちを休ませてあげましょう。



日差しは強いものの気温は25℃で日陰にいると涼しく感じます。

ヤギたちがいないので午後の作業も捗ります。



先ずは蜜蜂広場の刈り残してあるところを刈ります。



広場はすっかり草が無くなりました。

続いては



ヤギ牧場の斜面です。

ヤギの食事用にと雑草を生えるに任せていたのですがなにせ子ヤギの草を食べる量は知れています。

これでは斜面は草で藪のようになってしまいます。



夕方まで出来るだけ刈ってしまいます。

ヤギのことが心配ですので刈り残しはありますが6時前に作業を止めて帰宅することにしました。

帰るとヤギたちは私に寄ってきて柵の外に出せとせがみます。

ヤー君は少し元気が戻ったようです。

2頭に紐をつけて家の周りを散策です。

ヤー君もギーちゃんも無心に草を食べ始めました。

これならと少し安心しました。

藪蚊に刺されながら30分ばかりヤギに付き合って嫌がるヤギを無理やり柵の中に入れ

家の中に逃げ帰りました。

しばらくギーちゃんが鳴いていましたが10分くらいで小屋に入りおとなしくなりました。


6月21日(月)

今日も晴れました。気温は27℃で暑く感じる日でした。



昨日の放牧中に雌ヤギのギーちゃんが下痢をし始めたので今日は放牧は取りやめました。

なので今日一日は作業に明け暮れました。



花の里はすっかり晴れ上がり強い日差しが降り注いでいます。



今日は蜜蜂広場に要塞のように積み上げられた薪などの片づけをします。

薪として使えるものは車で小屋に運びました。



積み上げた薪が壁となって中に置いたものが雨風よけになると思います。

また



薪にならないものはやはり車に積んで



焼却場に運びました。



そして夕方6時には薪などで要塞のようになっていたところは石で組んだ竈を除きスッキリしました。

作業の途中で



広場のパーゴラの脇に植えたブドウは葉がすっかり虫に食い荒らされています。

手で虫を取り除きましたが5分後にはまた虫がやってきて葉を食べ始まました。

しばらくは虫を捕まえては取り除きますがその間に殆どの虫は飛んで逃げられます。

またしばらくして見るとまた虫がたかっています。

3本あるブドウの木すべてが同じ状態です。

いたちごっこです。

写真は取り除いたはずの葉にまた虫が付いている様子です。

このままではブドウの木は全滅です。

したくないことですが農薬に頼らざるを得ません。


6月20日(日)

今日は晴れて気温は25℃でした。

今日は朝地域の自治会の道掃除があり午後からヤギの放牧をしました。



空には筋雲が出ていてすがすがしい感じがします。

ヤギたちは牧場に着くと



それぞれてんでばらばらに草を食み始めました。

段々2頭の草の好みが違ってきたように思えます。

しばらく草を食んでいたかと思うと



私の足元にやってきて身体をなでろとせがみます。

ヤー君は元気そのものですが今日のギーちゃんはなんだか元気がありません。

私に甘えたかと思うとすぐに



お気に入りの場所で休憩に入ります。

糞も緩くなってきたようです。

ところで



これは何だと思いますか。

ヤギの体重測定装置です。

ネットで見たものを参考に作ってみました。

体重を正確に測ることでヤギが病気になった時正しく薬を与えることが出来ますし

ヤギの成長度合いを知ることもできます。

測定方法は



このベルトでヤギを包んでチェーンブロックで引き上げ



ベルトとチェーンブロックの間にある吊りばかりで測定するものです。

考えは良かったのですがベルトでヤギを吊ろうとするとヤギは嫌がりすぐにすり抜けてしまいます。

ベルトではなくもっと大きな布でヤギの身体を包んで吊る必要がありそうです。

改善してからこの装置を使うことにします。

ギーちゃんが元気がない様子なので早めに引き上げようと準備をしているとどうしたことか

ギーちゃんは突然草を食べ始め帰ろうとしません。

車のところでしばらく様子を診ていましたが鳴いて私を呼ぶばかりで近くに来ようとしません。

仕方なく無理やり引っ張って連れ帰ることにしました。

まだまだ手がかかります。


6月19日(土)

昨日は一日強い雨が降り続けました。

作業もヤギの放牧も出来ないのでヤギたちを診てもらえる動物病院を捜しに街に出かけました。

雄ヤギのヤー君は鼻水を垂らしているのと雌ヤギのギーちゃんは下痢気味ということの心配はありますが

いざという時のためにも診てもらえる獣医さんの当てを付けておきたいと思ったからです。

ペット専門の病院では診てもらえないので家畜を診る動物病院を捜すわけです。

益田市内には家畜専門の動物病院が2軒あるのですがどの病院も獣医さん不在でした。

家畜は牛や馬で飼い主は彼らを連れて診察に病院を訪れる訳もなく

牛馬などの獣医さんは往診が専らで不在がちなのでした。

事務の方にヤギを診てもらえる獣医さんがいれば連絡を貰えるようにお願いして帰宅しました。

夕方一人の獣医さんから電話があり明日(今日のこと)の午前中に往診が2件ありその後なら連絡して来てくれるとのことでした。

2軒の家畜病院の方が親切にもお互い連絡し合って手配してくれたのでした。

牛や馬の往診は急なお産とかのことがあり獣医さんは連携して往診に当たっているようです。

なので

今日は午前中から花の里でヤギたちと獣医さん待ちです。



花の里は気持ちよく晴れて気温は24℃で風もあり気持ちの良い日でした。

お昼近くに獣医さんからこれかう向かうとのことの連絡がありました。

道案内を電話でしたのですが分かりづらくはないかと心配で携帯の電波状態の良いところで待機していました。

獣医さんは迷うことなくやってこられました。

診察中はヤギを押さえていたので写真は撮れませんでしたが

熱や心音の検査し身体中の状態を診ていました。

その結果

雌ヤギの熱が高いのと雄ヤギの鼻水が出ている様子をみてまた2頭とも咳をしているので肺炎の心配があると

抗生物質を注射してくださいました。

ギーの下痢は今日はなく通常の糞の状態だったのでしばらく観察してくださいとのことでした。

あとは防疫のためにとイベルメクチンを処置してくださいました。



イベルメクチンは皮膚から吸収し血管を通り身体に行きわたりダニや寄生虫を駆除する薬です。

矢印のところに青い筋が見えると思いますが首のところから尾の付け根まで線を引くように垂らすのです。

そして



私に薬の入った容器とシリンジを渡してくれて一か月に一回三か月間雄に3t雌に2t点滴するようにと言って

お帰りになりました。

午後もしばらく放牧を続けていましたが今度は私に予防接種の予定がありますので一旦帰ることにしました。

私は萩市にコロナウイルスの予防接種の住所外接種を申請をしており今日の一回目の集団接種の予約がとれたのです。

では今日はこれまでにして予防接種に向かいます。


6月17日(木)

今日は晴れのち曇りでした。



午前中は日差しがあり気温は25℃で作業に汗を流れるほど暑く感じました。



今日はここに積んであり雨ざらしになっている薪を小屋に運びます。



地面をユンボで均し奥に一列に薪を積み上げました。

これで薪も雨ざらしにならず小屋の風よけにもなります。

今日の午前中の作業はここまでで

ギーちゃんが下痢ぎみだったが良くなったので 午後はヤギたちの放牧です。

牧場についてヤギたちが早速食べ始めたのが



これです。

これは一昨日刈って干しておいたヨモギです。

ヨモギなどの雑草を除草してもらうためにヤギを飼い始めたのですがわざわざ私が刈って干してヤギに与えるのは

なんだか本末転倒とう気がしないでもありません。

また



今まで見向きもしなかったセイタカアワダチソウを今日は無心に食べ始めました。

食べているのはギーちゃんです。気まぐれですね。

そしてヤー君は



何を食べているかというとノイバラです。棘のある幹を器用に舌で転がして葉を食べています。



葉をすべて食べて残った棘だらけのノイバラの幹です。

ついでヤー君が一心不乱に食べ始めたのは



これです。

S名人に刈って貰ったクローバーが新しく芽を出しています。

刈っただけではダメで根ごと取り除かないとだめのようです。

散々草を食べた後



ギーちゃんはお気に入りの場所に土を掘り一休みです。

ヤー君は



私の足元で身体を私に預け休憩です。

こうして3時間ほど放牧を満喫して帰途に着きました。

蛇足ですが折角良くなったギーちゃんの下痢は3時間の放牧の後はぶり返してしまいした。

ギーちゃんのお腹には3時間の放牧はまだ無理だったのかもしれません。

因みにヤー君はなんの異常もありません。


6月16日(水)

今日は朝から強い雨が降りました。

お昼前には雨は上がりましたが気温は24℃でした。

雨が上がり陽が差してきたので



ヤギ小屋を解体して大掃除をしました。



その間はヤギたちには家の前で乾草を食べていてもらいます。

尾籠な話ですがギーちゃんのお尻は下痢気味なのでどうしても汚れてしまっています。

そのことも今日ヤギ小屋の大掃除をする理由の一つです。



中の簀の子はどうしても糞がこびりついているので水洗いして落としました。

特にギーちゃんの糞は柔らかいのでヤギたちの身体を汚さないように念入りに掃除します。

水洗いした小屋が乾くまで汚れたヤギたちの身体をお湯を使い拭き清めて上げました。

2時間くらい日に当てると中も乾いて来たので組み直しヤギたちに小屋に戻ってもらいました。

気づくと午後1時を回っていました。

遅めの昼食を取り花の里へ向かいました。



空は雲が多いものの青空がのぞいています。

気温が低めなので作業には最適です。

作業は小屋の屋根張りの続きです。

不足の波板も調達して仮張りを取り張り直しです。

午後6時には



21枚の波板トタンがすべて張れました。



この小屋の用途は薪小屋と自走式仮払機などの雨除けに使います。

明日は薪をここに移動させます。


6月15日(火)

今日は一日曇りで夕方には雨になりました。気温は25℃でした。



朝、花の里に着いた時の空は今にも降りだしそうでここから見えるはずの海も見えません。



今日の午前の作業は広場の小屋にトタン屋根を張ることです。

今まで取って置いたトタンの波板を並べてみると4枚分の不足が出ました。

今日は仮張りとして明日不足分を買ってきて屋根を完成します。

午後はいつものように子ヤギたちの放牧です。



ヤギたちを車に残したまま牧場の入り口まで先行って彼らがどうするかと見ているとしばらくして鳴きながら追ってきました。

いつもはギーちゃんが先を争って折ってくるのに今日は珍しくヤー君が先です。

ヤギたちは車から入り口までの道のりを覚えていたようで私がどこにいるか判っていたようです。

その後の様子は下の動画で



上の画像をクリック(タップ)してみてください。動画にリングします。

段々ヤギも馴れて余裕の様子で道草をしながらの入場です。

放牧中は



今日は曇りで湿度が高いので藪蚊の出現が早くヤギたちは草を食むよりに蚊の追い払いに気を取られていました。

ヤギの身体をブラッシングしながら蚊に刺されたところをチェックしてみたところ

蚊に刺されて痒がる様子もなく刺されたところは全く分かりません。

ヤギは蚊に強いのかも知れません。

ついでにダニのその後の様子をチェックすると



黒いほくろのようにダニがついていた耳がすっかり綺麗になったように見えます。

ダニ取りの効果があったようです。

その後も藪蚊の攻撃がつづきヤギたちも落ち着かないようなので早めに引き上げました。


6月14日(月)

今日は曇りのち晴れで気温は25℃でした。



午前中は雲が多い空でしたが次第に晴れてきました。

今日の午前中はS名人が建ててくれて小屋が骨組みたけで途中になっていたのに屋根張りをしようと思います。

買っておいた杉板を使い屋根の下地を作ります。

幅4m50pの小屋の屋根を2mの板を継ぎ足して下地を作ります。

梁が杉の丸太です。しかもそれぞれ太さが違うので水平の下地を作るには工夫が要ります。



梁と杉板の間に端材を挿み高さを調整しながら板を渡していきます。

お昼には下地が張れましたので今日の作業はここまでです。

午後はヤギ飼いに戻ります。



午後はヤギの放牧を見守ります。

いつものパターンで子ヤギたちは草を食んでいます。

遠くにいるのは雄ヤギのヤー君で近くで耳を立てこちらを覗いながら草を食んでいるのが雌のギーちゃんです。

2頭の性格の違いが良く分かります。

ここで空をジェット戦闘機らしき飛行機が物凄い爆音を立てて通り過ぎました。

慣れないジェット機の音に驚いた2頭は一目散に私の向かってかけてきました。

驚きようは尋常ではなく私にぶつかりながらも勢いあまって私を押し倒し通り過ぎてしまいました。

花の里は島根県と山口県の県境近くの日本海に面しています。

瀬戸内側の岩国市にある自衛隊の空軍基地から偵察の戦闘機が良く飛んできます。

いつもは上空高く飛ぶのですが時折低空を飛ぶことがあります。

その時は結構大きな爆音を上げながら飛んでゆきます。

いつかこの音にも慣れていくことでしょう。



しばらく生の草を食んでいましたが花の里のヤギ小屋で食べ始めました。

この小屋にも慣れて来たようです。

ところがヤー君は普通に食べていたところにギーちゃんがやってきて食べ始めましたが

餌箱が大きくて高さもあり食べずらいようで突然餌箱に飛び乗って食べ始めています。

このあとコンクリートブロックを運んできたギーちゃんが食べやすいように足場を設置してあげました。

夕方藪蚊が多くでる5時前に放牧を終了しました。


6月13日(日)

夜更けから雨になり朝方には上がったようで今日は曇り時々晴れ気温は27℃と蒸し暑い日でした。

今日も一日ヤギ飼いに終始しました。

餌やりの後子ヤギたちの体調テックすると問題ないようで昨日と違って糞の状態も良く元気そのものです。

なので午前中から子ヤギたちを花の里に連れ出しました。



空は今にも降って来そうな雲行きですが一日降らず助かりました。


今日はヤギたちに花の里の小屋に馴れてもらおうと思います。



先ずは乾草など餌を用意して



押し麦で釣って小屋の中に誘導します。



押し麦が無くなると小屋の中を押し麦を探してウロウロとしています。

やがて



諦めたのか乾草を仲良く食べ始めました。

その隙に藁を敷き寝床を設えてやります。



藁が珍しいのか雄のヤー君は盛んに匂いを嗅いだり口に入れたりしてチェックしています。

でもここまでですぐに小屋から出てきてしまいました。

外に出て生草を食べ始めました。

お昼近くまで草を食べ続けお腹いっぱいになったのかヤー君は突然小屋の中に入りました。

小屋の中で寝床の具合を確かめているのかゴトゴト音を立てながら動き回っています。

ギーちゃんはその音を気にしながらでも小屋に入ろうとせず私の周りを動き回っています。

私は何もせずジッと見ているとやがて小屋の中に入りました。

そのまま15分くらい様子を見ていると動き回る気配が無くなり床に伏せて反芻し始めました。

もう15分小屋の外で様子を覗っているとすっかり小屋に馴れ落ち着いた様子です。

そーっと車のところに戻っても鳴き声を上げることもなく静かにしている様子です。

これ幸いと子ヤギたちをおいて昼食を取りに家に帰りました。

午後1時に戻ってみてもまだ小屋の中でおとなしくしている様子です。

小屋に近づくと足音を察したのか鳴き始めました。

私の匂いを感じ取ったのかもしてません。



出してやるとすぐに私にすり寄って甘えてきます。

ついでとは何なんですがダニ取りに挑戦してみます。



耳に点のように見えるのがダニです。

今日は粉の除去剤を試してみます。



ダニがいるところにボトルの粉剤を振りかけます。

そして振りかけたところを良く摺り込みます。

2、3分待った後



ブラシでなぜるとダニが落ちる?

はずです。

耳のところを重点的に振りかけ摺り込んでみましたが



中々ダニは落ちてくれません。

爪で挟んで取ろうとしましたが皮膚に喰い込んでいて取れません。

無理やり取ろうとするとヤギは首を振り嫌がりしまいます。

もう一度振りかけるところから繰り返しこのまま一両日放置して様子を見ることにしました。

ダニ退治はほどほどにしてヤギたちの草食みを見守ります。

見守っているといつの間にか眠ってしまいました。

突然の衝撃に驚いて目を覚ましました。

ギーちゃんが私の足の上に起きろとばかりに身体を擦りつけてきたのです。

朝は5時前から鳴いて私を起こしまします。

寝不足です。

暫しの昼寝もヤギたちは許してくれません。

酷な奴らです。

またウトウトとしていると今度は人の声が

目を開けるとヤギではなくS社長の姿がありました。

ヤギと私の様子を心配して見に来てくれたのです。

30分くらいヤギのお相手をしてお帰りになりました。

またヤギと私だけです。

すると雄ヤギのヤー君は小屋の中に入って行きました。



一方雌ヤギのギーちゃんは小屋の横の土を嗅ぎ始めました。

様子を見ていると



今度は足で土を掘り始めました。

何をしているのだろうとさらに観察を続けました。



土を10pばかり掘り下げると体を壁板に擦りつけながら掘った穴に座り込みました。

どうやら自分で寝床を作っていたようです。

草の上では身体を横たえることはあっても土を掘って寝床にするのは初めて見ました。

こんな子ヤギにも野生時代の記憶は残っているのでしょうか。

ヤー君は小屋の中でギーちゃんは穴の中で暫しの休憩です。

今日は4時を過ぎたところで蒸し暑いせいか藪蚊が出てきました。

藪蚊の攻撃に堪らずヤギともども家路につきました。

明日の午前中は天気次第ですがヤギをうっちゃっておいて



S名人が蜜蜂広場に作りかけの小屋のトタン屋根を張ろうと思っています。



6月12日(土)

昨日から降り続いた雨が午後には上がり気温は26℃でした。

雨が降りしきるせいかヤギたちは朝から小屋でおとなしくしてました。

雨の日は意外とヤギの世話が楽です。

なので午前中は食料の買い出しに行ってきました。

ついでに



ヤギのためにダニの駆除剤と蚊よけを買ってきました。

子ヤギの耳の辺りにほくろのような黒い点が見つかりそれが日に日に増えてくるのできっとそれはダニだと思われます。

これで何とかダニ駆除が出来ると良いのですが。

天気のいい日に試してみます。

買い物から帰りがけに段々と雨が弱くなって午後にはすっかり雨が上がりました。



花の里の空は雲に厚く覆われていますが雨が降る様子もないので子ヤギたちの放牧にやって来ました。

昨日S名人が牧場のクローバーをすべて刈っていてくれたのでヤギに安心して草を食べさせられます。



一日ぶりの放牧なので最初は近くの草を食んでいましたが



やがて私のいるところから見えなくなる距離に行くようになりました。

子ヤギたちはここに大分慣れて来たようです。

と思いきや



心配になったのかすぐに私のところにすっ飛んできて甘えてきます。

身体や頭を念入りに撫でてやらないと安心して離れていきません。

こんなことを繰り返しながら2時間ほど放牧をしました。

明日は花の里のヤギ小屋に馴れるように餌などを置いてみます。


6月11日(金)

今日は曇りのち雨で気温は25℃。

久々の雨で涼しい一日でした。



ヤギの世話を終えて一休みした後花の里に向かいました。

空は今にも降りだしそうな様子です。

花の里に着くと



S名人が草刈りをしていました。

一昨日もヤギ小屋の敷き藁用にと稲わらを持ってきてくれました。

今日はクローバーがヤギに良くないとの私のブログをみてクローバー退治に来てくれたのです。



ついでに蜜蜂広場や法面の草刈りもこの通り綺麗にしてくれていました。

S名人は忙しい合間を縫ってわざわざ来てくれました。

感謝してもしきれません。

私は

昨日の続きの



山の右半分の竹刈りをします。



こちら側は竹だけではなく切り株のひこばえも刈っていきます。

お昼近くになると雨がポツポツと落ちてきました。

昼食をS名人と取った後も雨の具合を見ながら作業を続けました。



午後4時に山の竹刈りが終わり雨も強くなったので引き上げることにしました。

家に帰るとヤギたちが柵の外に出たいと言うかのように鳴き私にせがんできます。

ヤギは雨を嫌い外に出たがらないと聞いていたので今日は花の里の放牧は諦めていました。

しかしヤギたちは雨を嫌うどころか小屋の外に出て私に鳴いて出せと求めます。

根負けして家の周りだけと言い聞かせながら?出してやることにしました。



雨の中にもかかわらず盛んに草を食んでいます。

多少の雨は平気なようです。

私はヤギが隣の畑に入り込むのではないかと冷や冷やしながら見守っています。

次第に家の裏に回り



草深いところにも平気で進んでいきます。

草の臭いを嗅いでは食べ少し食べてはまた進んで行きます。

家の周りにはクローバーが無いせいか1か所に立ち止まらず進んでいきます。

好みの草が見つからないのか色々な草に気が移るのか常に動き回っていました。

私は雨の中藪蚊に刺されながら唯々見守るばかりです。

家の周りの藪蚊には虫よけスプレーも蚊取り線香も効きません。

時は既に6時を回っています。

もう時間だよとばかりに無理やり柵の中に押し込めて家の中に入りましたが

鳴き声をあげ私を呼び続けます。

段々鳴き声が大きくなり次第にヒステリックな叫び声のような声に変わっていきました。

根負けしてまた出して7時までヤギたちにお付き合いしました。

そして7時を過ぎたところでヤギの好物の押し麦を多めに餌に入れそれで釣って

ヤギ小屋に押し込めて逃げるように家の中に入りました。

ヤギたちはしばらく鳴き続けていましたが暗くなってきたのもあり30分くらいで諦めたようです。

ヤギも躾られない甘い親です。


6月10日(木)

今日も晴れて暑くなりました。



気温は30℃まで上がり真夏日になりました。

空の雲を見ると湿度が高いことが分かりますが気温に加えて湿度が高い分暑さもひときわです。

朝のヤギの世話を終えて午前中は花の里での作業をしようとやって来ました。

久々に池の広場の様子を見に来てみました。



池の広場は一面ヒメジョオン畑と化していました。

ほぼ一面ヒメジョオンだけというのもここだけです。

不思議な光景です。



池には睡蓮が咲き誇っています。



一方の行けには小さな白い花が咲いています。

これは梅花藻です。

また



池には蒲が繁茂しており穂をつけていました。

池の広場もしばらく見ていないうちに様変わりしていた。

作業は昨日の続きで蜜蜂広場上の山斜面の竹刈りです。

今日の日差しと気温では日向での作業は1時間が限界です。



汗かきかき斜面の片側は刈り終わりました。

午前の作業はここまでにしました。

午後3時にヤギを連れて花の里へ放牧にやって来ました。

雌のギーちゃんが下痢気味なので放牧時間を2時間としました。



そのギーちゃんは下痢気味にかかわらず元気です。

私の前で草を食んだり切り株の上に上ったりお茶目な姿を見せてくれています。



雄のヤー君は私から離れてクローバーを食んでいます。

ギーちゃんは少し離れるもののすぐに走ってやってきて甘えます。

まだしっかりと親離れできていないようです。

私はすっかりギーちゃんの親代わりになってしまいました。



放っていると2頭ともクローバーを好んで食べるので少し気を散らすため散歩に連れて行きます。

2頭ともヒメジョオンも好むので池の広場に連れて行こうと思います。

池の広場まで200m近い散歩になります。

彼らにとって散歩は初挑戦です。



ギーちゃんが私のすぐ後を恐る恐るついてきます。遅れてヤー君が仕方なくついてく感じです。

紐も付けないのにしっかりとついてきます。



池の広場に着きました。

案の定ヒメジョオンをしっかりと食べています。

ヒメジョオンがヤギにとって良いのかは調べても分かりません。

とりあえず食べさせていけないものに含まれていないので食べさせて様子をみます。

気を付けなければいけないのがモミジの葉も食べるようなので良く見張っていなければなりません。



私が吊り橋を渡ってみるとまだ水が怖いのか橋を渡ろうとせず池の端をウロウロして私に戻って来いと言うかのように鳴いています。

あまり心配させてもいけないのですぐに橋を彼らの元へ戻りました。

散歩の帰り道は



来た道が分かるかのように私の前を早く来いと振り返りながら進んでいきます。

こうして2時間ばかり花の里で遊んで帰りました。


6月9日(水)

今日も晴れました。気温は昨日と同じ27℃でしたが今日はより暑く感じました。



今日も早朝からヤギの世話から始めました。

餌やりの後はヤギの健康チェックです。



先ずは目や鼻のチェックです。

これは雄のヤー君です。昨日まで鼻水が出ていて体調が心配でしたが今日は鼻が乾いていますので

良くなったようです。

そして健康チェックの一番は糞の状態を見ることです。

糞を見てもらうのは気が引けますが少し辛抱してください。



左が昨日までの糞で右が今日の糞です。

左はブドウの房のように一つに固まっています。これは良くない状態で少し下痢気味の状態です。

原因は食べ物がこちらに来て変わって水分の多い生草を多く食べたせいです。

生草を食べる時間を少なくして調整した結果右の豆のようにバラバラになった状態になり

健康である標です。

2頭とも環境の変化に徐々に順応していっています。

餌や水をたっぷり与えて休憩に入ったのを見計らって

朝食を取り花の里へ出かけます。

雌のギーちゃんが私が出かけるのを感づいて鳴き始めましたがしばらく我慢してもらいましょう。



花の里に着くと雲一つない空が広がっていて強い日差しが照り付けています。

久々の花の里での作業です。



今日は蜜蜂広場上の山に竹が蔓延ってきているのを刈ろうと思います。

竹の生命力は凄く放っておくとすぐに元の竹藪に戻ってしまいます。

まだ幹が柔らかいうちに時間まで刈ってしまいましょう。

今日の朝の作業は11時までと決めています。



時間が来ました。

汗が目に入って痛いくらいだったのが乾いて顔中塩を噴いたようになりました。

山の左側の半分くらいの竹を刈れました。

これで家に引き返しまたヤギの世話です。

これからヤギ小屋の改善をします。

昨日買ってきた棚受けや蝶番を使って



餌やり箱を付けました。

今まで小屋の中に餌箱を入れていたのですが争って食べるうち箱をひっくり返したりしていました。

箱を外に着け開けた穴から頭を出して2頭が仲良く食べてひっくり返すことのようにしました。

ところが餌をやると



一つの穴から頭を出して争うように食べ始めました。

こちらの意図を汲んでもらえていません。

仕方が無いので無理やり



別々の穴から頭を出すように教育的指導しました。

学んでくれれば良いのですが。

またこれは



外からでも食べられるようになっています。

多少の雨が降っても上に庇を付けてありますので大丈夫なようにしてあります。

そして嵐のときや冬には



庇を下すと穴を蓋をして餌箱を小屋の中に入れるように考えてあります。

そして



小屋を掃除するときに中の糞などを片付ける吐き出し口を付けました。

当然これも



閉じて雨風を防ぐようにしてあります。

真昼の炎天下の作業で少々暑さに負けそうです。

遅い昼食と休憩をとり3時前にヤギを連れて花の里へと向かいました。

ヤギも暑さには弱いので炎天下の放牧は避けました。



今日は結構、私から離れて草を食むようになりました。

遠くがやはり雄のヤー君で近いのが雌のギーちゃんです。

そして10分後思い出したように



私のところへ走り戻ってきて甘えます。

ここで昨日買ってきた犬のブラシを試してみます。



ブラシをかけている間ジッとして他の動物と同様に気持ちよさそうにしています。

雄のヤー君も同じでブラッシングが好きのようです。

ブラッシングを朝の世話の一つに加えます。

身体に着いた糞や虫などの除去が出来るでしょう。

そうこうしながら2時間の放牧を終えて5時に帰途に着きました。



6月8日(火)

今日も晴れて暑い日になりました。



気温は昨日より低い27℃でも風が無い分暑く感じました。

今日もヤギ飼いの一日です。

午前中はヤギたちの食後の休憩で小屋に入っておとなしくしているのをこれ幸いにと街へ買い物に出かけました。

買い物といってもヤギのブラッシング用に犬のブラシと乾草を入れるコンテナボックスにヤギ小屋改善用の金具類です。

買い物もすべてヤギのためです。

ここのところ暑い日が続くのでヤギの体調が心配ですが頗る食欲おおせいです。

ただ餌に水分の多い生草が多くなったせいで糞が豆粒状ではなくブドウの房のように塊になって来ています。

これは下痢気味なので生草を与える量を少なくするために食べる時間を短くしましょう。

花の里滞在時間を昨日の4時間から1時間減らして午後2時から5時までの3時間にします。

1時から2時までは気温も高いのでそれも考慮しました。



花の里に着くと無心に食べ始めました。

やはり今日もマメ科のクローバーを好んで食べるようなので少し心配です。

というのも家畜改良センター発行の飼育マニュアルによると

クローバー等のマメ科牧草を多給すると鼓脹症になりやすいので注意を要します。

とあり多給がどの程度をいうのかは分かりませんがこの広い放牧場で一々どの草をどれくらい食べているかを監視するのは難しいことです。

いずれヤギが落ち着いたら草刈り機で花の里のクローバーを出来るだけ刈っておくつもりです。

ヤギたちは最初は私の周り半径2mを食べていましたが1時間を過ぎる頃には



10m位離れて行くようになりました。

でも常に私の居場所を気にしていて時折確認のため私の膝元に帰ってきます。

少しづつ花の里に馴れてきて安心して食べられるようになり

近いうちに私の姿が見えなくても鳴きながら探し回ることも無くなるでしょう。


6月7日(月)

ブログはしばらくお休みを頂きましたが今日から再開です。

お休み頂いた間にヤギを迎えに行きました。

生憎の雨でしたが雨をついて山口県から島根県を横断して鳥取県の大山の麓まで県を跨いでの往復8時間の長旅でした。



長旅にも関わらず元気に到着しました。

車を降りるとすぐに草を食べ始めました。

移動中は暴れたり逆に弱ったりしないかと心配しましたが案ずるより産むが易しと言うくらいスムーズに運べました。

この子たちを見に行ったのが1か月前です。

その時は赤ちゃんヤギだと思っていましたが

今日見る生後3か月のこの子たちは意外と大きく見えてしまいます。

ヤギは成長が早いですね。

とりあえず慣れるまで我が家のヤギ小屋で過ごしてもらいます。



こちらに来て2日目のヤギたちです。2頭仲良く草を食んでいます。

青の首輪をしているのが雄のヤギで赤い首をしているのが雌のヤギです。

同じ月齢ですが雄は成長が早いのか一回り大きい感じです。

意外と鈍感なのか人馴れしているのか私に懐いてきます。

なので早くも花の里にデビューされてみました。

2日前まで母親と一緒にいた子たちです。

乳離れしたばかりで乾草を与えていて生草は食べ始めたばかりです。

水分の多い草を多く与えてはお腹を壊してしまうかもしれないので1時間で連れ帰りました。

花の里デビュー2日目です。

名前も付けました。



初めまして

除角が上手くいかず少し角が残ってしまった私は雄ヤギです。

名前はヤー君です。

少しヤンチャな感じの顔つきです。



角を完全に取れた私は雌の子ヤギです。

名前はギーちゃんです。

心無しか優し気な目つきをしています。

2頭合わせてヤーギーです。宜しくお願いします。

2頭は大きさもありますが角があるか無いかで識別できます。

まだ親や仲間と別れたばかりで心細い様子です。

この日は午後の2時間で家に帰りました。



3日目です。

生草を与えても下痢をすることもなく元気に過ごしています。

午前中は



自宅のヤギ小屋で過ごしてもらいます。



ティモシーという乾草とおかずに圧ぺん大麦を与えて育てています。

私もヤギ飼いになって3日目です。早くも疲れ気味です。

朝は5時前に雌ヤギのギーちゃんに鳴き声で起こされます。

ギーちゃんはさみしがりやの甘えん坊です。私の姿が見えないとすぐに鳴いて探します。

ヤー君は食いしん坊で少し意地悪です。

傍でギーちゃんが餌を食べ始めると角で追い払い餌箱を占領してしまいます。

でも普段はとても仲良しです。

私は2頭の親代わりで姿が見えないと鳴いて探し回られ2頭に近づくと身体を撫でろとすり寄ってきます。

付ききり出ないと許してもらえません。

いっぺんに2人の赤ん坊が出来た感じです。


午後は花の里に慣れてもらいます。

車での移動中は



こんな感じでケージに収まり大人なしくしてくれています。



今日の花の里は晴れ上がり気温は28℃と高くなりました。

でもじめじめした感じはなく風が爽やか感じでした。



ヤギは2頭とも私の周りを離れず草を食んでいます。



ギーちゃんは10分おきに私の膝元に来て存在を確かめます。

声をかけながら撫でてやると安心して草を食べに行きます。

でも草を食べているときも時折頭をあげこちらチラ見しています。

ヤー君はさすがに男の子で4m位は離れて草を食べ始めました。

私が少しでも移動すると後を追ってきます。

私が花の里のヤギ小屋に入ると



2頭も入ってきて私の傍で寛ぎます。

小屋を出ると2頭も付いて出てきます。

ヤギ幼稚園の先導役です。

今日は午後1時から5時までいてヤギが腹いっぱいになるまで花の里で過ごしますした。

2頭が付き歩くので他の作業は何も出来ません。

ヤギが慣れて2頭だけで行動するようになるまでしばらくヤギ飼いに専念しているつもりです。



6月1日(火)

今日も晴れて気温は26℃まで上がりました。



風もなく暑い日です。

今日は昨日見つけた野ウサギの子どもを元のところへ戻しに来ました。

その理由は益田市で馬やウサギの牧場を運営されている方に寄ると

1.野ウサギの子は育てるのが難しく殆どが死んでしまうこと

2.野ウサギの親は近くにいなくても朝夕に僅かな時間に授乳に来ることが多い

3..鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」いう法律に抵触すること

以上の3点で飼うのは止めて元に戻した方が良いとのことでした。

このアドバイスに従い戻すことにしたのです。



この桜の苗木の根元の草むらに潜んでいました。

今は草を刈っているので潜む場所はありません。



ウサギがいたのは広場の真ん中ですが周りも草を刈ってしまっているので元の場所がなくなりました。

仕方が無いので一番近い草むらに戻すことにしました。



放した野ウサギはしばらくはジッとしていましたがやがて草むらの奥へと消えていきました。


一晩の同居でしたがお別れです。上手く母親が迎えに来てくれると良いと祈る気持ちです。

お土産に買ったウサギの餌を少し辺りに撒いておきました。

今日は野ウサギをそっとしておくため花の里での作業を取りやめました。

その代わりに



自宅の前の川の掃除をしました。

地域の川掃除の日か迫っているのですがその日は私の都合が付かないので事前に私の分をやってしまいます。

川掃除というのは大雨などで川が増水して氾濫しないように葦などの草を刈り川を塞ぐ枯れ竹などを取り除く作業です。

この辺りから川上まで午後5時までやって300mばかり掃除しました。


この後花の里へ野ウサギの子の様子を見に行きました。

放した草むらを捜したのですが見つかりません。

母親が迎えに来たのか野ウサギの兄弟が思い切って新天地を求めて旅立ったのかは分かりませんが

無事を祈るばかりです。

これで安心して広場の草刈りが出来そうです。


申し訳ありませんが明日から5日ばかり都合によりブログはお休みします。


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